このところ真夏並みの猛暑になる日も少なくありません。しかも、まだ梅雨明けしていないからか蒸し暑い……。

そんな暑い日の救世主といえばエアコンですが、エアコンメーカー「ダイキン」が行った調査によると、梅雨時期には2.5人に1人、夏場には3人に1人がエアコンを使っていないことが明らかになりました。使用しない主な理由は「電気代」。

ここはひとつ、ダイキンが提案する節電方法&エアコンの選び方を参考に、賢く夏を乗り切りましょう!

【使用しない理由は「電気代」&「肌寒さ」】

ダイキンが全国の20〜60代の男女1046名を対象に実施した「熱中症リスク軽減に不可欠なエアコンの使用実態」によると、エアコンを使用しない理由の約半数は「電気代がもったいないから」。エアコンを使用している人の約7割も「エアコンの電気代の高さに不満を感じている」と回答しています。

また電気代のほかにも、「エアコン使用時に肌寒くなる」と回答する人もいました。

熱中症予防において重要なのは「温度」と「湿度」。室温を下げるだけでなく湿度を下げる働きもしてくれるエアコンは不可欠です。

ダイキンさん、この悩み解決できますか〜〜?

【ダイキンおすすめ節電方法】

多くの人が気になっている「電気代」。上手に節電するためには、エアコンの運転効率の低下を抑えることがポイントです。おすすめの節電方法は……

室内機と室外機がスムーズに空気を吸い込んだり吹き出したりできる状態を保つこと!

ダイキンによると、室内機のフィルターに約3年分のホコリが溜まった状態で、なおかつ室外機周辺の障害物で風通しも悪くなっていると、消費電力量が2倍以上になってしまう場合もあるのだとか……。

そんな事態にならないよう、「2週間に1回を目安としたフィルター掃除」「室外機の吸込口や吹出口を荷物やカバーで塞がない」といったことを心がけるようにしましょう!

【「肌寒さ」の対策&湿度が高い日の使い方】

エアコンによる肌寒さの主な原因は、天井側と床側の空気の温度に差が生じる「温度ムラ」。天井のほうが暖かいため、室内機がその温度を検知して「室内はまだ設定温度に達していない」と判断し、必要以上に運転してしまうことがあるんです。また、気流が体に直接当たることでも寒さを感じやすいです。

ダイキンおすすめの対策法はこちらです!

・エアコンの風向を水平にする
・空気清浄機・サーキュレーター・扇風機などで室内の空気をかくはんして温度ムラを抑える

また、あまり気温は高くなくても湿度が高いと蒸し暑く感じることがあります。

そんなときは湿度を下げることを主目的とした「除湿運転」、あるいは温度や湿度に応じて冷房運転と除湿運転を切り替えながら温湿度をバランスよく下げるように動く「自動運転」を使うようにしましょう。

ただし、一般的な除湿方式である「弱冷房除湿」を採用したエアコンの場合、湿度だけでなく室温も低下させるのでご注意ください。

【エアコンの選び方】

最後にお届けするのは、ダイキンが提案する「エアコンの選び方」です。

おすすめは、比較的高性能な機種を選ぶこと。エアコンのカタログなどに消費電力が記載されているので、1時間当たりの電気代を「消費電力(kW)×電力料金単価(円)×1(時間)」で算出し、この先10年使うことを考えながら比較検討しましょう。

より省エネで快適な機種の場合、本体価格は高いけれど10年分の電気代もあわせて考えた場合、省エネ性や快適性が標準的な機種とあまり変わらない出費で買い替えられることもあります。

課題となっている「電気代」や「肌寒さ」、ジメジメした不快感などの不満も和らぐかも……!

そのほかには、

・人に気流を直接当てずに室内を快適にする機能を持つエアコンを選ぶ
・除湿のとき室温の低下を抑えたいなら「再熱除湿」方式 or メーカー独自の工夫を加えた除湿方式のエアコンを選ぶ

といった方法もあります。買い替えを検討している人はご参考に☆

参照元:プレスリリースダイキン
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ
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