いや本当に食べてみてほしい。いきなりですが。

まるで花束のようなクレープが、広島・尾道にあるんです。商店街から横道にそれた路地にある、「Eternity（エタニティ）」という小さなお店。

行列ができるのも納得、旅先で味わった感動を皆さまにもぜひ！

【尾道散策で出会った「Eternity」】

2023年2月にプレスツアーで訪れた広島・尾道は、海と緑に囲まれた、古いものと新しいものが仲良く同居する街でした。

自由時間に散策しているのも楽しくて、あちこちキョロキョロ見渡してみたり、右へ左へと路地に入ってみたり。

そんなとき、まるで花が開いたかのようにフルーツが盛られた美しいクレープを持って歩いてくる人を見かけて、思わず目が釘付けになりました。

路地の奥を見ると、小さな看板が。吸い込まれるように近づいていって出会ったのが、クレープ店「エタニティ」です。

民家の並びに突然現れるクレープ屋さんですが、注文している人や出来上がりを待っている人の姿も。スマホで少しお店を調べてみると、フルーツが花開いたようなクレープの写真がズラリと出てきました。

店頭にあるメニューの多さ、華やかなクレープの写真に圧倒され、昼食直後だったにも関わらず迷わず購入を決意（笑）。

このときは早春だったこともあり、「いちごをたのしむ」クレープの2倍タイプ（税込み980円）を注文しました。

【メニュー表がめちゃくちゃ分かりやすい！】

これだけ圧倒的なメニュー数だと何をどう頼めばいいのかわからなくなりそう……と思っていたのですが、実はメニュー表がとても丁寧。

価格の内訳はメニューに明示されているし、選ぶフルーツの種類（品種）、量によっても値段が変わること、クレープによってはクリームの種類を選べることなど、すべてちゃんと書いてあるんです。

季節のフルーツには産地も明記。実は尾道産ネーブルとめちゃくちゃ悩みましたが、やっぱりいちごが食べたかった……（笑）。

私はメニュー表を見ていちご2倍にしましたが、確実に花束クレープにしたい場合は、注文を受けてくれる店員さんに選ぶべきフルーツの量を聞くのがおすすめです。

【芸術作品のよう…】

注文して待つことしばし、やってきたクレープがこちら。

美しすぎませんか……？

薄〜くスライスされたいちごが折り重なって花開いている様子があまりに綺麗で、いろいろな角度から見てうっとりしてしまいます。ためつすがめつとはまさにこのこと。

記念撮影する手が止まらんのよ。

意を決して食べてみると、果物のおいしさを邪魔しない上品な甘さのクリームと、もちもち生地との相性が最高。

花びらのように繊細な薄さのいちごがスルリと口の中を通り抜けていくのが、またたまらなくおいしい……。あっという間にペロリといただいてしまいました。

【ぜひ季節のおいしさを味わって】

気がつくと、お店には行列ができていました。

もちろん、写真映えするのも人気の理由だとは思うのですが、それ以上に丁寧な手仕事で仕上げられた、季節のフルーツのおいしさを存分に味わえるクレープが食べられるのが「エタニティ」の魅力。

尾道散策で外せないお店のひとつだと思います。尾道へ行く機会があればぜひ、立ち寄ってみてくださいね！

ああ、思い出したら食べたくなってきた……今はどんなフルーツが味わえるのかな〜？

※メニュー表の内容や購入時の価格は2023年2月のものです。

参考リンク：Eternity’s
執筆・撮影：森本マリ
Photo：（c）Pouch
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