独創的なアイディア×破天荒な調理法を繰り出し、数々の伝説を作ってきた料理愛好家・平野レミさん。そんなレミさんの新作レシピ本のテーマは、1人分レシピ!
1人用のごはんって、ついつい手抜きしがちですが……むしろ「自分のための料理だからこそ楽しんじゃおう」という発想に切り替えられる1冊となっているようなんです。
【どんな本?】
2024年3月27日に発売された平野レミさん初の1人分レシピ本『平野レミの自炊ごはん せっかちなわたしが毎日作っている72品』(ダイヤモンド社 / 税込み1650円)。
ひとり暮らしをしていると、「自分のための料理はおっくう」「1人分だと材料が使い切れない」「買ってしまったほうが早い」といった思考に陥りがちです。
だけど、1人だからこそ、楽しみ方は無限大! 自分のために料理を作る喜びを知り、自由に料理を冒険してほしいという思いから、本書が生まれました。
【どれも手間なし&簡単です!】
本書には、レミさんが毎日作っている「1人分レシピ」全72品が収録されています。
せっかちな性格から生まれたというレシピに、面倒な手間は一切なし! レンジだけで作る煮魚や角煮、フライパンひとつで完成するパスタなど、気軽に作れる時短レシピが満載なんです。
そのひとつが、材料を混ぜるだけで完成する「食べタイ卵かけごはん」。納豆・ナンプラー・ミニトマト・香菜を混ぜ、ごはんに乗せて、卵を落としふわふわになるまで混ぜたらできあがり〜!
定番おかずのハンバーグも、レミさんにかかれば “手間が半分” に。
ボウルを使わず、パックの中で引き肉と調味料を混ぜ合わすようにこねて、形を整えたらフライパンに落とすだけ。作る手間はもちろん、洗いものも減らせるところが最高です!!
【なぜこの本ができたのか】
これまで家族のために料理を作り続けてきたレミさん。しかし2019年に夫・和田誠さんを亡くしてからというもの、食事のかたちが「家族のため」から「自分だけ」に変化していったといいます。そんな日々の中で完成したのが、平野レミ流・1人分レシピ集。
レミさんは、「出来合いのお惣菜に慣れて、食事がどんどん適当になってしまうのは、せっかく五感のある人間なのにもったいない」と語っています。
この1冊があれば、簡単かつ美味しい料理に出会えるだけでなく、料理は楽しいものなのだという発見も得られそうです!
コメントをどうぞ