ジメジメとした暑い日が続いていますね。こんなときは、背筋がゾクゾクする怖いお話でも聞いて涼みませんか。
東京タワーでは、怪談が読める絵本『あっちがわ』の展覧会を開催しています。タイトルからして不穏ですが……だからこそ、余計に興味をそそられちゃうッ!!
【どんな絵本?】
広島県出身の作家・イシズマサシさんが描いた15の怪談集絵本『あっちがわ』(岩崎書店刊)。この世のものとは思えない奇妙なお話を「1話1見開き」でつづっています。
真っ黒な影に追い詰められる「かげ」、髪の長い女に予言めいたことを言われる「よげん」、保健室であった奇妙な出来事を描く「あたまのはこ」。1つお話を読み終えるごと、おのずと体感温度も下がっていくことでしょう。
「絵本=小さい子が読むもの」と侮るなかれ。なんとこちらの絵本は「こわすぎる」と1度は出版が見送られたいわくつきの絵本なのだとか……!
【紙芝居もある!!】
2024年6月8日から6月30日まで、東京タワー フットタウン3階 TOWER GALLERYにて開催される『イシズマサシ「あっちがわ展2」』では、絵本『あっちがわ』の貴重な原画を展示するほか
・紙芝居
・限定ガチャガチャの販売
・ガチャガチャ芝居の実演
・絵本『あっちがわ』からイメージした即興パフォーマンスやトークショーなどの特別イベント
といった企画が実施されるそう。
紙芝居では、『あっちがわ』の新作を紙芝居にして上映。想像するに、絵本以上に臨場感がありそうで、本を読むよりもゾクゾクしちゃうのではないでしょうか。
さらに期間中には、2019年に開催された「『あっちがわ』×ディスクユニオン」怪奇フェアの再現も行われるのだとか!
欧米に伝わる心霊現象の実況録音(!)を集めた『実録!世界オカルト音楽大全1&2』のCD販売や、映画『サスペリア』や『ゾンビ』の音楽などで知られるイタリアのプログレバンド「クラウディオ・シモネッティズ・ゴブリン」のブースの設置など、非常にマニアックな内容となっておりますよ。
【なんと入場無料です】
実は2019年にも開催されている「あっちがわ展」。
当時は会期が延長されるほどの大盛況で、特に訪日外国人の反響が高かったのだとか。「こわいけれども面白い、そして、美しい」という声が多く寄せられたといいます。
『イシズマサシ「あっちがわ展2」』の入場料はなんと無料です! お散歩がてら、ふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
※ギャラリー内でイベントがある場合には入場できないことがあります。
※紙芝居の実演日時は、小野尾勝彦@日本ガチャガチャ協会のTwitter(現X / @Gacha-Ono)からご確認ください。
コメントをどうぞ