今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

TikTokやInstagramのストーリーズなど、無限に観ていられるショート動画。いつも作ってみたいなあと思うし、Vlogなんかにも憧れます。

そんな私がこのたび「ネスタリゾート神戸」にて開催された「GoPro Summer Travel」に参加。さまざまなアクティビティを通してゼロからGoProの使い方、GoProの編集アプリ「Quik」の使い方を体験してきました。

撮影や動画編集の知識ゼロですが、本当に使いこなせるのか? 実際の体験をもとにご紹介します!

※「ネスタリゾート神戸」では、一部アトラクションでのカメラの持ち込み・撮影は禁止されています。今回掲載されている写真・動画は特別な許可を得て、安全に配慮して撮影されたものです。

【アクションカメラの先駆け「GoPro」】

今回GoProより提供を受けたのは2023年9月6日に登場したアクションカメラ「HERO12 Black」という機種です。アクションカメラとは、小型で激しい動きや水中などの撮影に強い機材の総称で、体などに装着することでハンズフリーで撮影できるのが特徴。


アウトドアスポーツやマリンスポーツの躍動感あふれる映像を観たことがある人は多いと思いますが、今年誕生20周年を迎える「GoPro」は、そうしたカメラ・映像の先駆けであり最先端でもあります。

【まずは「Quik」でセットアップ】

さっそく開封し、本体にバッテリーとmicroSDカードをセット。「GoPro12 設定」で検索し、公式の「最初のステップ」というページを見ながらセットアップしました。

防水性能が高いだけあって、このバッテリーカバー部分がもんのすごく固かったんですよ。で、力いっぱい開けたら吹っ飛んでいったってわけ。え、いきなり壊した……?と青ざめましたが、どうやら外れる仕様みたい。ビビったぜ。

つづいてスマートフォンアプリ「Quik」をインストール。カメラ本体と接続して更新します。これはアプリのガイドに従うだけなのでなんとかなりました。

先行き不安ですが……結論からいうと、杞憂でした。しかも、もっといろんな場所で、いろんな場面で撮ってみたくなったんです。

【ボタン1つ or 声だけですぐ撮影!】

最初に驚いたこと。それは、ボタンを押した瞬間から撮り始めてくれたことです。本体横がモードボタン(電源、撮影モード切替)、本体上部がシャッターボタンなのですが、なんとこのシャッターボタンを押すだけで電源が入り、動画撮影がスタートするんです!!


おかげで、記念すべき私のGoPro撮影1本めは、使い方がわからず本体をこねくり回しながら「?」という表情をしている私のあご下アングル動画となりました。助けて。

これはQuikCapture(クイックキャプチャー)という機能で、初期設定で有効になっています。動画を撮りたいと思った瞬間にカメラを向けてシャッターを押すだけで、勝手に録画が始まるので逃したくない瞬間もバッチリ

さらに便利なのが、ボイスコントロール。「GoPro、ビデオスタート」「GoPro、写真」などと声で指示することで、離れた場所からでも撮影してくれます。

この機能の唯一の注意点は、大声で指示を出すと、近くの「GoPro」も反応してしまうことでしょうか(笑)。Bluetoothのマイクやイヤホンなどにも対応しているので、普段お使いの機器を使って音声コマンドで指示することも可能です。

【圧倒的画質でどこでも撮れる!】

次に驚いたのは、どこでも撮れる取り回しの良さです。小さくて軽い上に「マウント」と呼ばれる付属品の種類が豊富で、ありとあらゆる場所に取付可能。

別売りで購入する必要はありますが、三脚にも延長ポールにもなる「3-Way 2.0」や「ハンド+リストストラップ」と幅広いラインナップがあります。

そして画質については言わずもがな。綺麗なのはもちろんですが(記事内では画質を落としています)、ブレの補正力が半端ない! 手や足につけても、水に入っても、延長ポール手持ちでも、実際の動画はほぼブレません。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

すっ転んで一回転したって大丈夫! 技術いらずでハイクオリティな撮影ができるのは感動でした。

なおカメラは初期設定で最初から汎用的なビデオやカメラの画質を設定してくれている「イージーコントロール」。難しいことは考えずにまずはこのモードで使い始め、慣れてきたら「プロコントロール」に変更して、画質や画面サイズなど、こまかく調整していくのが良さそうです。

【「Quik」が優秀すぎる】

そしてアプリ「Quik」がすごすぎました。アプリからカメラの起動、撮影、スマホへの転送等ができるのはもちろんのこと、スマホに取り込まない状態で撮影した素材の確認・編集ができてしまうんです。

この編集機能がまた優秀で、動画をポチポチと選ぶだけで、勝手にハイライトシーンを選んでいい感じの音楽をつけて1本の動画にしてくれます。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

もちろんこまかな調整もできますが、最初から全部自分で選んで仕上げるというのが最初はものすごく敷居が高い。なので、まずはこの「勝手に作ってくれる」というのが相当ありがたい機能だと感じます。

さらにGoProのサブスクリプション(GoPro Premium、初回年額3000円、更新時6000円)に登録すると、無制限のクラウドストレージサービスや自動アップロードサービスも使えるように。好きなときにクラウドから欲しい素材をダウンロードして「Quik」で編集する、なんてこともできちゃいます。

「GoPro」本体とアプリ「Quik」さえあれば、撮影・編集・ストレージ管理、すべてが完結してしまう……とにかく「はじめたい人」にはうってつけというわけです。

【世界の見方が変わるかも!】

現在「GoPro」では第1回「GoPro Asia Best Challenge」(以下「GoPro ABC」)として、アジア全域から夏のお気に入り動画の投稿を2024年7月31日まで受付中。「GoPro ABC」に動画が採用されると、公式のハイライトビデオに採用されるほか、なんと賞金20万ドルを受賞者全員で山分けというスペシャルなアワードです。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

日々の生活、旅、美しい風景、スポーツのクライマックス、ペットや子どもの成長記録……どんな映像でも、「GoPro」で撮ったものなら応募資格があります。そしてまさに、どんな瞬間でもためらいなく鮮やかに残していけるのが「GoPro」のすごいところ。「GoPro」を手にしたなら、ぜひ応募してみてください。

動画編集に興味はあれど、知識はまったくなく超インドア派40代の私。旅は好きだけれど別にアウトドアにもスポーツにも興味がないし、「GoPro」じゃなくてもいいと最初は思っていました。あちこち旅行や取材で出かけるたびにスマホで撮影はしてましたが、たくさんある素材も結局ほったらかしだし、宝の持ち腐れになってしまいそうで。

それが「GoPro」のおかげで、興味がなかったこともやってみたくなり、行ってみたかった場所に行こうと思えてきました。こんなにすごいカメラなんだから、いろんなとこ行っていろんなもの撮っていろんな動画作って、いろんな人と共有しなきゃもったいない!と。これはものすごい心境の変化です。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

この先、自分に見える/体験する世界を変えてくれるかもしれない。私にとって「GoPro」との出会いは、大げさじゃなく、それほどインパクトのあるものでした。動画の撮影や編集をする機材に迷っている人、スマホじゃうまくやれなかった人、旅やアクティビティに一歩踏み出すきっかけが欲しい人……どうかそんな人たちに、「GoPro」の魅力が届きますように!

参考リンク:GoPro[][]、GoPro アジアベストチャレンジ楽天市場Amazon
執筆・撮影:森本マリ
Photo:(c)Pouch