寝室は、1日の疲れをほぐしてくれる癒やしの空間。だからこそお手入れは怠りたくないものですが……なんだか最近「寝室のにおい」が気になるぞ。

もしもそんなお悩みがあるのなら「枕カバーのにおい」を確認してみてください。

ひょっとしたらそこが発生源になっているのかも。ライオンが提案する「正しい枕・枕カバーのお洗濯方法」を参考に “においの元” を消し去っちゃいましょう~!

【においをとるお洗濯方法】

寝室のにおいの発生源のひとつとされる枕カバー。「髪の毛や頭皮がじかに触れる場所」ということで、付着した汗や皮脂の分解物や酸化物がにおいを発する場合があります。そのまま放置しておくと、成分が変質して落ちにくくなることも……。

■におい対策には「つけおき洗い」

普段のお洗濯でにおいが落ちない場合は「つけおき洗い」をすると◎。次の3つの手順でおこないましょう!

①濃いめの洗剤液をつくる
②枕カバーを30分~2時間つけおきする
③洗剤液ごと洗濯機に入れて、ほかの衣類も加えて洗濯する

洗濯おけや洗面器などに、枕カバーがつかるぬるま湯5L(40℃、お風呂のお湯くらい)+「使用量の目安」に書いてある水量30Lぶんの洗剤を入れて洗うようにしましょう。ニオイ汚れに効果の高い液体洗剤や、洗剤+液体酸素系漂白剤を使用すると(※酸素系漂白剤が使用できるか洗濯表示を要確認)、さらに効果がアップするのだとか!

<ライオンおすすめの洗剤>

NANOX one ニオイ専用
ブライトSTRONG 漂白&抗菌ジェル

【ダニ対策もしておこう!】

もうひとつ気をつけておきたいのが「枕のなかに潜むダニ問題」です。

ダニは汗や皮脂、角質などの汚れをエサとするため、枕の定期的なお洗濯が効果的なのだそう。ダニのアレルゲンは水に溶けやすい性質があり、東京環境アレルギー研究所の実験では枕を水洗いすることで99.9%も除去できたのだとか!!

枕を洗うときは、まず家で洗えるかどうか洗濯表示を確認してください。続いて、タグの注意書きを確認して適切な洗剤を選びましょう。

<ライオンおすすめの洗剤>

アクロン

■素材別・枕の洗い方と干し方

①ポリエステルわたや羽毛=手洗い
枕が浸るくらいの水に、おしゃれ着用洗剤を適量入れて洗剤液をつくり、枕を浸して全体を上下に20~30回ほど優しく押し洗いします。軽く押し絞ったあと同じようにしてすすぎ、バスタオルなどに挟んで上から押して水分を吸い取ったら、水をよく切ってから風通しの良い場所で陰干ししましょう。乾かしているあいだ、時々両側から軽く叩いてわたや羽毛をほぐします。

②パイプ・ポリエチレン=洗濯ネットに入れて洗う
①と同じように手洗いしますが、洗濯中にパイプが漏れ出すこともあるので、網目の細かい洗濯ネットに入れて洗います。パイプに水分が残らないよう、乾かしている途中で時々振ったり、向きを変えたりして、完全に乾かしましょう。

③洗えない素材(そばがら、ウレタンパフなど)の場合
ひんぱんに枕カバーを洗濯すること。頻度に決まりはありませんが、そばがらは天日干し、ウレタン素材は陰干しすることで定期的にお手入れしましょう。

枕を洗濯したときは、かたちを整えて干すこと。洗濯ネットごとハンガーに吊るすと、干しやすいうえに早く乾きます。枕の中は乾きにくいので、お天気の良い日にお洗濯しましょうね~!

もっと詳しく知りたい人は、ライオン公式サイト「Lidia by LION」へアクセスしてみて♪

参照元:Lidia by LION(1)(2)、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch