自分のための小さなリセット時間「#火曜は辛いものを食べてスッキリする日」。

辛いものを食べると、ドキドキ、ハフハフ、ふむふむ、むふー(幸せ)の繰り返し。色んなモヤモヤから開放されて、火を噴いて、体も心もスッキリしちゃお。

今回ご紹介するのは、れんげ食堂Toshuの「油溌(ヨウポー)麺」

正直、「大衆的な中華チェーンだし…」とそこまで高い期待をしていなかったのですが、な、なんということでしょう。これが予想をはるかに覆す味わいでビックリ!!! ビャンビャン麺好きな皆さんに今すぐお伝えします~っ。

【ビャンビャン麵が中華チェーンに登場】

小麦粉で作った幅広い手延べ麺で、中国・陝西省西安市の家庭料理として知られるビャンビャン麺。れんげ食堂Toshuでは、2025年1月15日よりビャンビャン麺を使った「油溌麺」と「火鍋麺」の販売がスタートしました。

辛さでいえば火鍋麺のほうが上のようですが、今回はビャンビャン麺としてメジャーなタイプともいえる「油溌麺」をチョイスしてみることに。

テーブルに運ばれてきた「油溌麺」を見て驚いたのは、本場のビジュアルにかなり近いのではないかということ。

実は以前、池袋のフードコート「食府書苑」にある「凡記」のビャンビャン麺をレポートしているほか、神保町の「西安麺荘」や高田馬場の「西安」といった専門店もおとずれている私。そうしたお店で出会った油溌麺とかなり似ているのです。

これは味にもおのずと期待が高まるよ~~~!!!

【食べてみてさらにビックリ】

前に「凡記」の店員さんに言われた「ぐるぐるよく混ぜてねー」との教えに忠実に、まずはタレがなくなるぐらいによーく具材と麺に絡めます。見た目は多少悪くなりますが、この「よくかき混ぜる」は油溌麺をおいしくするためにとっても重要!

そうして麺を口に入れてみると……神がかり的なおいしさ。何コレ!?!?

中華のチェーン店、しかも普段は出していないようなメニューでこれほどおいしいだなんて、ちょっと信じられないほど。唐辛子、五香粉、自家製の辣油が見事が配分で混ざり、絶妙なピリ辛感を味わえます。麺いっぱいに絡むシビ辛感こそ油溌麺の魅力ですよね!

キャベツやもやし、にんじんなど野菜の多さも高ポイント。なんでもこれ1杯で1/2日分の野菜が摂れるそうで……。キャベツなんて今めちゃくちゃ高騰しているのに、しっかり入っててうれしすぎます。

麺は、ビャンビャン麺にしては少し幅狭な気もします。調べたところ、ビャンビャン麵の幅は2~4cm程度が一般的のようですが、こちらは1cm幅。とはいえ、麺のモチモチした食感や端のちょっとピロピロとした感じなども再現されていて、ビャンビャン麺らしさはちゃんと味わえたので大満足です♪

【まとめ:ガチ中華好きにも推せる1品】

れんげ食堂Toshuの「油溌(ヨウポー)麺」は869円で期間限定販売中。ビャンビャン麺デビューの方はもちろん、私のように本格的なビャンビャン麺を食べたことがある人にもぜひとも食べてみてほしいです。

きっと「え、中華チェーンでこのクオリティ!?」ってよい意味で裏切られますから……!

これは麻辣ベースの「火鍋麺」(869円)も機会があれば注文してみたいですね。

そして……どうしましょう、すでに2025年の「#火曜は辛いものを食べてスッキリする日」連載のベスト出ちゃったかも。そのぐらい個人的にお気に入りの1品となりました!

油溌麺 辛さ★★☆☆☆

参考リンク:プレスリリースTwitter @renge_PR
撮影・執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい)
Photo:(c)Pouch