いまやインターネットは当たりまえの存在であり、いわゆる「ネッ友(インターネット上のみで交流がある友だち)」がいる人も珍しくありません。

だけど、相手を選ばないと問題が生じることも……。特に子どもは被害者になることも多く、近年ではオーストラリアやマレーシアで子どもを守るために「16歳未満のSNS禁止」といった動きも出ています。

そのいっぽうで、日本でおこなわれたある調査によると小中学生の7割以上が「ネッ友がいる」と回答していたみたい。子どもたちから寄せられた本音をのぞいてみましょうか。

【小中学生のネッ友には「年上」が多い】

いまやSNSやゲームを通してカンタンに人とつながれる時代。

子ども向けサイト「ニフティキッズ」が小中学生を中心とした子どもたち1664名を対象におこなった調査によると、ネッ友がいる小中学生は過去最多の74.8%!

また、ネッ友がいる人のうち4割以上が「(相手は)年上の人が多い」と回答していました、年齢は「1~3歳年上」がもっとも多く、7歳以上年齢が離れたネッ友と交流している人もいるみたい。

好きなことで交流をするのは悪いことではないけれど、想像以上に年上のパターンもあってちょっとびっくりしちゃったんですけど……!!

【個人情報の扱いに冷や汗】

ここまではまァいいとして、問題はここからです。

今回の調査では、なんと小学生の76.7%、中学生の87.5%が「ネッ友に自分の情報を教えたことがある」と回答。さらに、どんな情報を教えたのか尋ねてみると……?

<ネッ友に教えた自分の情報>

1位 年齢(87.6%)
2位 性別(81.4%)
3位 誕生日(71.9%)
4位 住んでいる地域(44.1%)
5位 下の名前(38.9%)

いやいやいや!結構がっつり教えちゃってる!

上位3つに関しては7割以上におよんでおり、心配性の私としてはやや背筋が寒くなってしまいました。なお、6位以下には「LINEの連絡先」「家族構成」「顔(写真)」「学校名」がランクインしています。

【でも「会ったことはない」】

この結果、私としてはいささか衝撃的でした。お子さんがいるご家庭はネッ友について親子で話せる機会を設けてみてもいいかもしれません。

ちなみに、ネッ友がいる小中学生の89%は、実際にネッ友と会ったことはないようです。また、会いたいと思うか尋ねてみると、「会いたくない」「会いたいけど怖い」が上位を占めました。

さて、あなたはこの結果をどう思うでしょうか。

参照元:ニフティキッズプレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch