「空海」の記事まとめ

【神秘的】曼荼羅の世界をVR・AR技術で体験! 京都・東寺で開催中のアートイベントが空海もビックリの奥深さです

ふつうは掛け軸などでしか目にすることのない「曼荼羅(マンダラ)」。それをデジタルアートで表現しようというユニークな試みが、京都の真言宗総本山 教王護国寺(きょうおうごこくじ / 東寺)でおこなわれています。

2019年4月1日から開催されている体験型アートイベント「東寺 曼荼羅EXHIBITION」では、通常は非公開の重要文化財「灌頂院(かんぢょういん)」を特別公開。

「灌頂院」の本堂内で、重要文化財「両界曼荼羅図(元禄本)」(りょうがいまんだらず・げんろくぼん)を、VR・AR技術を活用したデジタル曼荼羅インスタレーションとして楽しめるようになっているんです!

……と、文字にしてしまうとちょっとこむずかしいけれど、要するに文化財+アートの神秘的な体験ができるということ。こんな機会、めったにないかも!

→ 続きを読む

話題作『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』の主役は空海じゃない!? もったいないくらい壮大で華麗な “珍作” でした…【本音レビュー】

【最新公開シネマ批評】
映画ライター斎藤香が現在公開中の映画のなかから、オススメ作品をひとつ厳選して、ネタバレありの本音レビューをします。

今回ピックアップするのは『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』(公開中)。『さらば、わが愛 / 覇王別姫』などで知られる中国映画界の名匠チェン・カイコー監督作で、空海を染谷将太さんが演じています。

タイトルに “空海” とあるので、「空海の歴史ドラマか?」と思ったら大間違いです。これはサブタイトルに『美しき王妃の謎』とあるように、空海が楊貴妃の死の謎を解きあかす伝奇ミステリー映画。原作は夢枕獏さんの小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」です。

約10年前に日中合作映画として製作が決定した大作ですが、これがけっこうな珍映画だったのです。さっそく紹介していきましょう。(以下、ネタバレを含みます)

→ 続きを読む