料理をあまりしなくても食器も洗わないという方は少ないのではないでしょうか? また、最近では食器洗い機がある家庭も増えており、食器洗い機専用洗剤を使っていらっしゃる方も多いと思います。

洗剤選びは価格や知名度で選んでいる方が圧倒的ではないでしょうか? かく言う私もそうです。でも、ちょっと待ったぁぁ! 油など食品由来の汚れが落ちたたけじゃダメ、くすみ汚れが落ていない食器だと、ビールの喉ごしにさえ影響してしまうってご存知でしたか? その実験を見せていただきました!

お邪魔したのは、東京の江戸川区にあるライオン株式会社の研究開発本部で行われたブロガーイベントです。ライオンと言えばハミガキ粉や洗濯用洗剤、洗剤系の何でも製造している老舗ですが、今回のイベントでは特に食器洗い機用洗剤にフィーチャーし、研究員さんがさまざまな実験を見せてくださるというものでした。

食洗機専用の洗剤と普通の食器洗い洗剤の差は、食洗機は機械自体が泡がNG。洗剤も泡が出ない仕様だそうです。またごしごし洗いができないので、酵素の力で汚れを分解していくというのが大きな差です。ライオンで製造している「CHARMY クリスタジェル」はさらにくすみまでも除去するのが特徴とのこと。

実験では、まずくすみ落としを見せていただきました。くすみで白くなったグラスがCHARMY クリスタジェルで洗うと……

魔法をかけたみたいにピッカピカ!

ブロガーの皆さんも思わず大興奮です。

しかし、ただ「ピカピカになってよかったね」というだけではありません。なんと、くすんだグラスと、ピカピカのグラスではビールの泡立ちも違うというのです。

実験では、同じ形のグラスにそれぞれ缶ビール1缶がそそがれました。写真の左がピカピカのグラス、右がくすんだグラスです。くすみがあると言っても許容範囲。これくらいのくすみなら見逃してしまいそうです。

ビールをそそぐと同じグラスなのに……あれっ!?



ピカピカグラスの気泡は細かく見るからにクリーミー! 一方、くすんだ方は、グラスのくすみに泡がぶつかってすぐに消えてしまいます。あまりおいしそうには見えません。これにはブロガーのみなさんもビックリ! 食器のキレイさは視覚的な要素だけでなく、味やビールの場合喉ごしにも影響しちゃうんですね。

ビールの泡立ちを妨げていたくすみは、主にカルシウムによるもの。つまり水道水由来のものです。食洗機を使っている限り逃れることのできない汚れだと言えます。くすみをこすらずにとるのは難しいのですが、CHARMY クリスタジェルではポリカルボン酸塩という独自の成分により、くすみのもとを除去しているのだそうです。たかが洗剤、されど洗剤。今まで見くびってました、ごめんなさい~!

海外にお住まいになったことがある方はご存知だと思いますが、日本の洗剤の洗浄力はすでにかなり高いレベルです。どれを買っても「汚れが全然落ちない!」なんてことはないでしょう。これからの洗剤は汚れを落とすだけでなく、例えばCHARMY クリスタジェルのようなくすみ落とし、また環境や肌への配慮などプラスアルファの方向に進んでいくようです。

ちなみにCHARMYクリスタジェルは発売当初は企画も研究も男性が担当していたとのこと。でも、現在は企画・研究ともに多くの女性が携わっています。洗剤は女性が使う機会が多い商品でもあります。今後も女性に嬉しい商品開発に期待ですね。

(写真、文=おおさか もぐみ)

参考リンク:ライオン CHARMY クリスタ ジェル(http://goo.gl/QK8PP

▼こちらはタンパク質由来の汚れを落とす実験。左側の卵黄(タンパク質)にCHARMYクリスタジェルをかけると……

▼溶けて中が出てきました!

▼デンプン由来の汚れも……(左がCHARMYクリスタジェル、右が普通の食器用洗剤)

▼CHARMYクリスタジェル勝利!

▼くすみ汚れには独自成分のポリカルボン酸塩が強い効果を発揮するそうです


▼ブロガーの皆さんも実験に興味深々です



▼女性目線の企画・研究に期待ですね!