2021年も残り1カ月を切りました。大掃除を進めて、年末年始は綺麗なお家でゆっくりしたいものです。
徹底的に掃除したいと考えた私は、TikTokで紹介されているお掃除ハックに注目!
中でもオーストラリアに住むプロのお掃除屋・キャシーさんの「焦げ付いたオーブンを綺麗にする方法」は、多くのいいねを集めている模様。
動画では、お家にあるものでスッキリ汚れが落ちていて、見ていて気持ちいい……!
ということで、今日はオーブントースターの掃除に決定! 果たして、どのくらいキレイになるのでしょうか。
【用意するもの】
用意するものは、
・水
・食器用洗剤
・酢
・タワシ
・スケッパー
聞き慣れない「スケッパー」とは、ケーキやパンをこねるときに使うヘラのこと。私は持っていなかったので、冷凍庫の霜取り用のヘラで代用しました。
また、我が家のトースターのサイズは、食パンが2枚焼けるほどの大きさ。大きなヘラだと細かい部分に届かないので、
・バターナイフ
・割り箸
・プラスチックのフォーク
・スポンジ
も合わせて用意しました。
【カチカチベトベトの焦げつき】
掃除前にトースターを見てみると、網の部分や受け皿がかなり焦げ付いています。
それもそのはず、ピザやグラタンなどチーズを使った料理など、今年はトースターが大活躍していたんですよね……。
取れそうな汚れもあったので、まずは1度ヘラを使って綺麗にしてみます。しかし、カチカチベトベトの焦げはとれません。
【酢のチカラはいかほど?】
1. 予熱したオーブンに、お湯と酢を入れて20分間置く
まず初めに、オーブンを600Wで15分間予熱します。その間に、水を沸騰させておきます。
熱いオーブンに、トレーを置き、酢と沸騰させた水を同量で注いだら、扉を閉めて20分間放置します。
のぞいてみると、水蒸気で窓がくもり、やがて水滴がつきはじめました。
2. ヘラを使って削る
20分後、ドアを開けると湿った空気と共に、強い酢の匂いがツーン。カチカチコゲコゲだった汚れは湿り気があり、少しテカリが。
ヘラを使って削ると、表面はザザザッと剥がれるものの、その下にはまだまだ焦げが。
しかし、チカラを入れすぎると傷になるので、慎重に削っていきます。
選手交代しバターナイフで削ってみたものの、なかなか取れません。
ちなみに、オーブン内は熱くなっているので、トレーを取り出すとき、掃除するときはヤケドに要注意!
3. 食器用洗剤とタワシでこする
全体を削ったら、お次は食器用洗剤をかけてタワシでこすります。まずは受け皿をゴシゴシ。
ちょっぴり銀色の部分が見えてきました!
ところが、トースター内のこげつきは食器用洗剤とスポンジでこすっても、なかなか頑固です。
【他の道具でも試してみた】
他にも道具を用意していたので、洗剤とタワシ(スポンジ)でこすったあと、再度試してみました。
<プラチックフォークの柄>
表面の油がちょっと浮く程度。底までとどいていない感じがしました。
<割り箸>
ガリガリいうものの、焦げの方が固いため、割り箸がボロボロになりました。
削る道具は霜取り用のヘラとバターナイフがいいみたいです。
【まとめ:完璧ではなかった】
結果は、完璧に汚れが落ちることはありませんでしたが、べたつきや、軽い焦げは取ることができました。
ひょっとしたら酢と水の蒸気がトースターの下部まで十分に回っていなかったのが原因かもしれません。
しっかりキレイになったのは網の部分。こびりついていた焦げつきが約8割は取れ、元の銀色が見えます。
受け皿もべたついた焦げつきはとれましたが、古い汚れはどうしても取れませんでした。
このお掃除ハックのいいところは、食品が触れる部分の掃除に化学薬品を使わないので、お子さんがいる家庭でも安心だということ。
残念ながら、“ピカピカ” までは叶いませんでしたが、スッキリする程度にはキレイになるので、ひとつの手として試すのにはオススメします!
トースターの掃除をいままで怠りすぎて、汚れが強敵すぎたかな、と感じた今回。これからは、半年に1回掃除をしようかな〜。
参考リンク:TikTok @thebigcleanco
執筆:あんすず
Photo:(c)Pouch
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