ピザやパスタに辛味がほしい、と思ったときに何をかける? ……なんてもう、愚問かもしれない。ほとんどの人は、「TABASCO(タバスコ)」を思い浮かべるでしょう。スイートチリソースやシラチャ・ソースも人気があるけれど、ホットソースの王道といえばやっぱりタバスコ!

さて、その世界中で愛されているタバスコがこのたび、ポップコーンになったとの情報をキャッチしました。これまでにも「タバスコチョコ」や「タバスコソルト」などをレビューしてきたタバスコ好きの私としては、なんとしてでもゲットしたい……!

タバスコポップコーンのアンテナを張り巡らせていた私ですが、フランスのスーパーでついに発見! その名も「POPCORN WITH TABASCO」(そのままですね)! ラッキー!! 日本未進出のレアな激辛ポップコーン、さっそくレビューしてみたいと思います。

【ポップコーンの対象年齢18〜45歳!?】

タバスコカラーの赤い袋がひときわ目を引く、タバスコポップコーン。タバスコ製造元・マキルヘニー社とオランダのスナックメーカー・JIMMY’sがコラボした商品です。

JIMMY’s自体が日本に未進出ということで、この製品も輸入食品店以外では入手が難しいようです。

それにしても、袋からして自己主張が激しいこちらのスナック。お味は「スイートチリ・バーベキュー」とのこと。タバスコなのにスイートチリ??

しかもJIMMY’sのウェブサイトによれば、対象年齢は18〜45歳とあるではないですか! いわば「R指定」付きのポップコーン!! もちろん18歳以下が食べちゃだめってわけじゃないけど。いろんな意味で、突っ込みどころの多いポップコーンです。

【甘くてしょっぱくて辛い!】

袋を開けると、BBQソースを思わせるスモーキーなよい香り。ポップコーンは赤みがかったオレンジ色をしています。

頬張ると、タイ料理でおなじみのスイートチリの甘さが口いっぱいに広がったかと思いきや、タバスコの辛さがじわじわと追いかけてきます。甘いお菓子と塩系のお菓子を同時に味わっているような不思議なおいしさ。ポップコーンの軽やかな歯触りとタバスコのフレーバーは意外なほどにマッチ、いくらでも食べられちゃいそうです。

仕方ないことだけど、このポップコーン、ひと袋(90g)のカロリーは約392kcalとポテチ並み。食べ過ぎには気をつけたいところ。

【「R指定」の謎】

でも、どうして対象年齢を18〜45歳としているのでしょう。このタバスコポップコーン、じわじわ辛いものの、日本が誇る辛いポテチ「カラムーチョ」よりもマイルド。

地中海を除くヨーロッパの人たちは、辛さにさほど強くありません。ですから、メーカーは18歳以下、45歳以上の人には刺激がちょっと強すぎる、と考えたのでしょう。

ちなみにこのポップコーンには、タバスコ グリーンハラペーニョを思わせる緑色の袋に入った「スイートチリ・チーズ味」もあります。こちらも近々、レビューしてみたいと思います!

参考リンク:JIMMY’s
レビュー・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch

▼袋からして辛そうなタバスコポップコーン