関東から九州にかけて梅雨が明け、夏本番がやってきました。夏といえばやっぱりビール! この時期ならではのビアフェスティバルや、ビアホールで飲むビールは格別の旨さ。ではみなさん、ビールについてどれぐらい知っていますか?ただ飲むだけでも楽しいのはもちろんですが、ビールの歴史や美味しい飲み方を知れば、もっともっとビールが好きになるのではないでしょうか。そこでポーチ編集部はビールについて学ぶべく『エビスビール記念館』へ行ってきました。

●エビスビール記念館ってどんなところ?

『エビスビール記念館』は、1988年までエビスビール醸造場があった跡地に、今年2月にオープンしました。記念館は大きく分けて、エビスビールの歴史を展示物と共に紹介する『エビスギャラリー』、様々なエビスビールが堪能できる『テイスティングサロン』、恵比寿様が描かれたオリジナルグッズを販売している『ミュージアムショップ』、そしてツアー参加者のみが立ち寄れる『コミュニケーションステージ』の4カ所。せっかく記念館へ足を運んだのだから、ツアーに参加してビールの話を詳しく聞いてみることにしましょう。

ビール500ml飲めるお得なエビスツアー(500円)!

エビスのエキスパートが40分間に渡り、エビスビールの歴史やビールのトリビアなどを詳しく解説してくれるのが『エビスツアー』。ツアーは11時10分から17時10分まで1時間に2回、計11回に渡って行われるので、参加したい時間を電光掲示板で確認後、ツアーカウンターで申し込みます。大人は500円でエビスビールが500ml試飲でき、かなりお得。中学生以上20歳未満は300円(ソフトドリンク付)、小学生以下はソフトドリンク付で参加費は無料です。お子さんと一緒に参加してみるのも楽しそうですね(ツアーに参加しなくても『テイスティングサロン』で有料試飲もできますが、ツアーのほうがお得だという印象を受けました)。

恵比寿という地名の由来は○○にあり

ツアー前半の20分は、ギャラリーに展示された品々を通じて、エビスビールの歴史やビールが一般に普及するまでの経緯などを、ガイドさんが詳しく説明してくれます。エビスビールが初めて市場に出回ったときの値段や日本初のビヤホール誕生秘話、ビヤホールで出された最初のおつまみ(不評だったらしい)などのトリビアがたくさん学べます。なかでも結構意外な事実が、エビスビールと恵比寿という地名の関係です。『エビスビール』というビールの銘柄から、地名と駅名が派生したということはあまり知られていませんよね。

Part2ではビールの試飲と、缶ビールをドラフトビール並みの味わいにする方法、エビスビールの都市伝説などをレポートします。

<詳細データ>

名称: 『エビスビール記念館』

住所:東京都渋谷区エビス4-20-1恵比寿ガーデンプレイス内

営業時間 :10:00~19:00

休館日: 月曜日(月曜が休日の場合は翌日)、年末年始

ウェブサイト:http://www.sapporobeer.jp/brewery/y_museum

Written by sweetsholic / Photo by POUCH