文庫本サイズがないアメリカの本は場所をとるので気軽に買っていると大変なことに。ということで地元の図書館を愛用しています。オンラインで予約もでき、同じ市内なら自分の希望の図書館まで持ってきてくれるのでとても便利です。

しかし厳しいのが延滞システム。1日すぎると40セント(約30円)がチャージされ、DVDはなんと2ドル(約160円)もの延滞金を払わないといけません。先日、ふと気づくと本当にどうでもいいDVDだったのに期限がきれていて10ドル(約800円)もの延滞金がチャージされていました。10ドルだったら「DVDが買えたよ~」と涙目です。

でも、こんなシステムでもつくらなければ、ちゃんと返却してくれないのでしょう。地域の図書館はもちろん、大学の図書館もほとんどが延滞金システムを利用しています。日本の大学では返却せずに卒業する学生が多く、問題にもなっているとか。まあ、延滞金システムをつくってもそのまま卒業してしまえば延滞金の回収も不可能ですが、こういうシステムが日本にも必要なのかもしれませんね。
(記者/mayuchico)