突然ですが……みなさん、ぬり絵はお好きでしょうか？

もしもあなたの答えが「イエス」ならば、おすすめしたいのが「#ColorOurCollections」というぬり絵のイベント。

世界中の図書館、美術館、アーカイブ、その他文化施設から集められたコレクションで、ぬり絵を楽しめちゃうんです。しかも嬉しいことに無料なんですよ～！

【色が付いていない「絵」が集結】

アメリカのニューヨーク医学アカデミー（The New York Academy of Medicine）が主催する「#ColorOurCollections」は、2016年にスタートして以後、毎年恒例で行われています。

世界各国から集まったのは、昔の挿絵入りの本など。ホームぺージにずらりとラインナップされているので、気になるものを探して遊んでみるといいかもしれません。

【奇妙なモチーフが気になります】

コンテンツはそれぞれ無料でダウンロード可能。

スミソニアン博物館やケンブリッジ大学など、そうそうたる顔ぶれから寄せられた “ぬり絵素材” の中には、奇妙なモチーフも多々あります。

たとえばアメリカの図書館「ボストン･アシニアム」によるぬり絵に描かれているのは、神話に出てくるような上半身が馬で下半身が魚の不思議な生き物。

また、人間そっくりの顔をした “人面ライオン” みたいな生き物もいて、目を奪われます。


イギリスにあるサセックス大学の図書館によるぬり絵にも、人間の顔を持つブタが描かれているし……。

こんなにも斬新なモチーフのぬり絵、前代未聞ではないでしょうか！

【奇妙じゃないやつもあります】

個人的に好きなのは、ゲティ財団が運営する「J・ポール・ゲティ美術館」によるぬり絵。

美・憧れ・力・死という4つのテーマに沿って、ドラゴンや花、ユニコーンが描かれています。いずれも美しく、色をつけてお部屋に飾っておきたくなる～っ！

お家にいる時間が長い、今日この頃。

公式サイトのほか、ツイッターで「#ColorOurCollections」と検索するといろいろ出てくるので、アレコレ探して遊んでみてはいかがでしょうか。

参照元：#ColorOurCollections、The Getty
執筆：田端あんじ (c)Pouch