往復2万円、2時間ちょっとで行ける韓国。最近は週末海外旅行の定番だ。とはいえ日本と韓国は言葉も文化も違う。何回か韓国に行けば気づくことから、何年も過ごさないと気づかない違いまで、ほかでは教えてくれない韓国トリビアをまとめてみた。

初級編 (1回以上韓国に行けば分かること)
・車のハンドルの位置、車線が日本と逆(米国などと一緒)
・現地の韓国料理は想像を絶するほど辛い
・交通費が安い(タクシーの初乗りが約200円)
・水道水が日本に比べ硬水で、髪を洗うとパキパキになる
・ソウルの冬は北海道並みに寒い(-10℃~-15℃)
・実は英語より日本語の方が通じる
・服屋、レストランなど至るところでJ-POPが流れている
・意外と焼き肉専門店が無い。あってもカルビやロースのみ
・ソウルの空気は東京の何倍も悪い
・少し困った顔をしていると大抵だれかが助けてくれる

中級編 (数ヶ月くらい滞在すれば気づくこと)
・どこに行ってもトッポキ屋台がある(特に学校周辺)
・一緒に食事をするとよくおごってくれる
・市内のバスが深夜1時近くまである
・居酒屋のメニューに酎ハイ、カクテル、サワーがない
・マクドナルドでコーラだけ飲み放題
・ユニクロ、無印良品が人気
・首都高のような都心高速道路が無く渋滞は東京の何倍もひどい
・ファミレスが無い。T.G.I.フライデーズなどのお高めの外資系レストランは多い
・ネットカフェに行っても漫画は無い。代わりに漫画カフェがある
・0才という概念は無く、産まれた時点で1才と数える
・お通しが豪華、おかわり自由、そして無料
・お刺身というと大体タイかマグロ。醤油じゃなくコチュジャンに付けて食べる
・コストコみたいな超大型スーパーが非常に多い
・ほとんどのコンビニに弁当やカップ麺を食べるためのテーブルがある

上級編 (何年か過ごしてみないと気づかないかも?)
・麻雀をやらない。雀荘も無い
・ビリヤードの9割が四つ玉
・エロ本、アダルトビデオを売っている所がほとんどない
・吉野家が進出して数年で撤退したことがある
・クリスマスに対抗してか、ブッタの誕生日(陰暦4月8日)も祝日
・地方の大学は国立でも偏差値が低い(医学部、一部理系大学を除く)
・成人式(5月の第3月曜日)が祝日ではない。全然盛り上がっていない
・ゲームの国際大会優勝者やTOEIC満点者が無試験で入れる4年制大学がある (いわゆる日本の一芸入試のようなもの)
・国際大会で優秀な成績を残したアスリートは軍隊を免除される
・役所のホームページにアクセスすれば住民票を家でプリントアウトできる

ほかにも色々あると思うが、とりあえず日本と大きく異なると思われるものをリストアップしてみた。すでに知っているものもあれば、驚くものもあるはず。もし知り合いに韓国人がいるならその理由などを聞いてみても面白いかもしれない。ひと味違う異文化コミュニケーションが楽しめるだろう。

photo by Jinho.Jung