【有名人ごはんの時間ですよ!】

毎週土曜の朝は「有名人ごはんの時間ですよ!」をお送りいたします。有名人こだわりのオリジナルレシピを調べ、ポーチ編集部員が気になるレシピを毎週代わりばんこで腕によりをかけて料理するというもの。

昨年末の「ツイッターつぶやき不倫騒動」で世間を賑わせた大桃美代子さんですが、彼女は芸能界のお米博士と言われるほど米に詳しく、自身でも「桃米」という黒もち米をプロデュースしているということをご存知でしょうか。

大桃さんのブログには、農業に関する話題や桃米を使ったレシピなどが多数掲載されています。今回ご紹介する「なんちゃってアナゴ寿司」は、米の素晴らしさを伝えるために考案したレシピのひとつだそうで、ちくわを穴子に見立てるというアイディアがとても斬新。「給料日前にアナゴ寿司が食べられるなんて贅沢!」と盛り上がりつつ、編集部でも大桃美代子流なんちゃってアナゴ寿司を作ってみました。

材料(3~4人分)

アナゴもどき
・ちくわ…4本
・小麦粉…大さじ2ぐらい
・サラダ油…少々
・焼肉のタレ…大さじ2
・砂糖…小さじ1

酢飯
・温かいご飯…2合
・すし酢…大さじ4
・万能ねぎ…5本
・のり…1枚

大桃美代子流「なんちゃってアナゴ寿司」の作り方
1.アナゴもどきを作ります。
ちくわを縦に開き、焼き色がついている方に浅く細かく切れ込みを入れ、ちくわに小麦粉をまぶす。油を薄くひき、中火にかけたフライパンでちくわの両面を焼いていく。

2.焼肉のタレに砂糖を加えたものをちくわに回しかける。弱火で2分ほど、時折混ぜながらタレを絡める。皿に移し、冷ます。

▼蒲焼みたい

3.酢飯を作ります。すし桶またはボウルにご飯を移し、すし酢、小口切りにした万能ねぎ、のりをちぎりながら加え、しゃもじでさっくり混ぜ合わせる。4等分してラップに包み、棒状に形を整える。

▼棒状に形を整えた酢飯

4.ラップを開いて冷めたアナゴもどきを乗せ、再びラップに包んで形を整える。ラップのまま切るのが大桃さん流ですが、編集部ではラップを取り除いてから切りました。

「ちくわが大変身を遂げた!」と、編集部員たちは若干興奮気味。アナゴというよりは、うなぎの蒲焼風の仕上がりですが、いずれにせよ「ちくわ」と言われなければネタバレはしないのではないでしょうか。「甘辛いタレとちくわと酢飯の組み合わせは、アナゴ寿司にかなり近い味」「食感は異なるものの、味はアナゴ寿司っぽいので満足度も高い」「万能ねぎをのりを酢飯に混ぜると食感も風味もアップ」と、今回も高評価。 パパッと時間をかけずに作れる点はもちろん、特別な材料はすし酢と焼肉のタレぐらいなので、材料費が安く済むのもうれしいですね。

・編集部からのワンポイントアドバイス
アナゴに切れ込みを入れたあと、横方向に3カ所ほど爪楊枝をさしておくとちくわが丸まってしまうのを防ぐことができます。焼肉のタレがなければ、すきやきのタレでも代用できそう。安い材料で作れるのに、本物の寿司っぽい仕上がりがうれしいですね。早速、今夜のメニューにいかが?
(記者/sweetsholic)

写真:Pouch編集部

■参考リンク
大桃美代子 オフィシャルブログ「桃の種」