すべてを飲み込み、押し流してしまった津波。食料、生活用品等が乏しいなか避難所で苦しい生活をしいられている被災者たち……。連日、そんな映像が繰り返しテレビで放送されています。

ニュースを見ているだけではなく、「自分も何かしたい!」と思っている人もいるはず。ですが何の知識もなく被災地へ赴いたり、個人が救援物資を送ったりすると現場を混乱させることにもなりかねません。確実に被災地の復興に役立てる方法は、やはり義援金を寄付することです。

とは言え、各界著名人や大手企業のように数億円単位で寄付するなんて無理な話。それぞれの生活レベルにもよるとは思いますが、一般人はだいたいどれぐらいの金額を寄付しているのでしょうか。インターネット上には、次のような意見が書き込まれています。

「コンビニで買い物したら小銭は全部募金箱に入れている」
「日本赤十字社に5000円寄付しました。今はこれが限界です」
「コンビニでお釣りを全部寄付している」
「車に給油できるようになったら30万円寄付する」
「今日、1万1500円寄付してきた」
「これまで小銭募金だけだったけれど、初めて3万円募金した」
「落ち着いたら被害地域の行政に送るつもり」
「1万円募金した。これ以上は無理」
「1万円募金したよ!」
「年収350万円だけど、50万円寄付してきた」
「学生だけど、とりあえず3000円赤十字社に寄付した」
「コンビニでお釣りの30円を募金した」
「3000円寄付した。さすがにここまでの事態になると何かせずにいられない」
「小学生の息子が自分の貯金箱の中身を全部募金した。4500円ぐらい」
「けっこう頑張って10万円寄付しました」
「手取り15万円だが1万円寄付する予定」
「いつか振り返ったときに後悔したくないから募金した。こんな大災害の時に何もしなかったなんて子供に恥ずかしくて言えない」
「諭吉を3人ほど被災地へ送った」

どうやら、5000円~1万円ほど寄付したという人が多数の模様。買い物をするたびにお釣りを寄付する小銭募金派も多いようです。その反面、「寄付する収入がない」や「就職活動中なのに計画停電でどこも雇ってくれない」、「給料未払いがあるのに募金なんてできない」なんて意見もちらほら。それぞれは少ない金額でも、集まれば大きな力に。無理のない範囲で復興支援の一翼を担いたいものです。

(文:うさぎ)