大震災がそれぞれの心に残した深い傷跡。大切な人を失った悲しみや、暮らしの自由を奪われた辛さは計り知れません。また被災はしていなくても、今回の震災が私たちに与えた心理的影響は大きいといいます。

大人が辛い思いをしているのと同様、子どもたちも不安を感じています。子どものストレスを軽減させ、また自分たちも辛い思いを克服していくためにも、手作りのカルタを通して震災の思いを語り合ってみてはいかがでしょうか?

被災地での生活を助けるアイディアが掲載されているサイト「OLIVE」より、みんなで語り合いながら遊ぶ「語ろうカルタ」の作り方をご紹介します。

【語ろうカルタの作り方】

用意するもの:紙、ペン、ハサミ

1.紙を切り、ひらがなかカタカナで五十音を書きます。

2.紙を切り、ひらがなかカタカナで五十音を書き、それぞれの文字を丸で囲みます。

3.みんなで集まり、1のカルタを床に並べます。読む人が丸で囲った方のカルタを手に持ち、その五十音から始まる言葉をみんなで考え、カルタを探し出して取ります。

例:「ま」 → また再建しましょう! (救助されたおじいさんの言葉より)

(引用・加筆)

災害看護を目的とした「命を守る知識と技術の情報館」によると、「幼児でも学童や思春期の子どもでも、集団での遊びやスポーツは、子どもたちの気持ちの緊張を取ることができる」というから、この「語ろうカルタ」で子どもたちと一緒になって遊んでみると、大人も心の癒しになるのではないでしょうか?

(文・sweetsholic)

参照元:OLIVE「語ろうカルタ」(http://bit.ly/gIA37G

命を守る知識と技術の情報館「被災地で生活する子ども達」(http://bit.ly/dYU2p4