都内の書籍・雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」で、「Curiosity Cola」(直訳=好奇心コーラ)という興味をそそる名前のコーラを発見! まるでギネスビールのようなラベルから伝わる高級感、そして通常のコーラにはないアルコール含有量の表示。同店では「世界一ウマイ最高級コーラ」であると謳っているから、興味がそそられる。いったいどんな味がするのだろう? 1本購入してみることにした。

まずはラベルに書かれているように、ビンを上下逆さにしてからグラスに注いでみた。通常のコーラと比べ、色が濃い。香りも強い。口に含むと、コーラ独特の甘ったるさがなく、すっきり爽やかな味だ。

インカコーラやペプシ、コカ・コーラなど、日頃から「甘すぎる」と感じている記者にとって、このコーラは飲みやすく感じた。通常のコーラに慣れているコーラ通の編集部員は「甘みが薄く、味が複雑」だと感じたようだ。価格は1本368円(275ml)。

「Curiosity Cola」の製造・販売を手掛けているのは、植物由来の素材にこだわった炭酸飲料を取り扱うイギリスの「Fentimans」社。1905年創業の炭酸飲料メーカーだ。

このコーラの原材料は砂糖、発酵ショウガ根抽出液、炭酸、カトゥアバエキス、ガラナエキス、キャラメル、リン酸、コーラフレーバー、カフェインとなっており、人工甘味料などは一切使われていないことが分かる。もしかしたら、昔のコーラはこんな味がしたのかもしれない。

ちなみに微量ではあるが、このコーラにはアルコールが含まれているのでお子さんが飲む場合は注意して欲しい。

(文、写真=横山ローズ)

参考元:Fentimans(http://bit.ly/m1fKMl

▼ヴィレッジヴァンガード・下北沢店で発見した「Curiosity Cola」