最近話題になっている人気アイドルグループの新メンバー江口愛実さん。週刊プレイボーイの誌面でいきなりグラビアデビューしたものの、コンピュータグラフィックとの見方が有力で、一部報道ではファン心理を逆撫でした詐欺とさえ言われています。

実際に存在する人物かどうかについて、関係者側は6月20日に詳細を明かすとしてしています。その時まで真相は謎のまま、一体どんな発表が行われるのでしょうか? 考えられる内容は1つしかないと、記者(私)は予測しています。

江口さんの情報について、最初に報じたのは先に挙げた週刊プレイボーイでした。同誌は6月6日の段階で、次号予告として6月9日に行われるAKB48総選挙を超えるサプライズを予告していたのです。その時は、メンバーの誰かが卒業するのでは、との予測もされていたのですが、実際は江口さんがいきなりグラビアに登場。

13日にグリコ「アイスの実」のイメージキャラクターを担当することが判明し、世間を驚かせました。その後にメンバーの菊池あやかさんが、CGを匂わせるような内容を自身のブログに投稿。すぐにその記事は削除されました。

20日に詳細の発表があるとされていますが、概ねCGとみて間違いないでしょう。そうでなければ、総選挙をやった意味はなく、センターの価値そのものを疑わざるを得ないのです。

では、なぜこのようなやり方をして、江口愛実さんなる存在を登場させたのでしょうか? それはボーカロイドの初音ミクに代表されるような、バーチャルシンガー化しようとしているのではないかと考えられるのです。

現実的に考えた場合、競争によって逸材を発掘することに、総合プロデューサーの秋元康氏はすでに成功しているのです。これ以上、競争が持続することはなく、残る人しか残らないことは、おにゃん子クラブで経験済み。また大所帯であるが故に、メンバーをもてあましている状況も否定できません。

そこへ行くと、架空存在の江口愛実さんは、都合良く使えるでしょう。初音ミクがアメリカでコンサートを開くように、コンテンツとしての輸出も容易になります。

したがって20日に発表される内容は、バーチャルアイドルとして実在すると言った内容になるのではないと考えられます。いずれにしても、この騒動を所属事務所のAKS、ならびに江崎グリコがどう収めるのか、気になるところです。

(文=チャーミー)