毎日パソコンに長時間向かっている皆さん! 肩は凝っていませんか? 肩が痛くなかったとしても、触るとカチカチだったり、目が疲れたり、頭痛がしたりしていませんか?

そんな不調を抱えている皆さんに朗報です。今すぐ、パソコンの前に座ったままで(もしくはスマホでこの記事を読みながら)調子を整えることができる、簡単な「 耳ほぐし(=耳のストレッチ)」があるのです。


教えてくれたのは、吉祥寺Resetta(リセッタ)の石田知子さん。何でも、耳には手や足に負けないくらいたくさんのツボがあるそう。今回は、パソコンを見すぎた結果、目が疲れたり、肩が凝ったりしている人におすすめの、「眼」「面頬」「神門」のツボと、耳ほぐし(=耳のストレッチ)をご紹介。ちなみに、このツボはリフトアップに効くツボの配置でもあります。お酒を飲み過ぎて顔がむくんだときなどにもおススメです。

【「眼」「面頬」「神門」のツボ】
「眼」、「面頬」、「神門」のツボの位置は以下の通り。

写真を参考に、爪楊枝の頭(丸くなっている部分)などで刺激してみてください。「この位置かな?」と思う部分を、周辺を含めて何点か押してみて、他と違って特に刺激を強く感じる部分を探してください。そこが、あなたの「眼」「面頬」「神門」のツボです。左右の耳で完全に左右対称というわけではないので、ご注意を。

【耳ほぐしの方法】
続いて耳ほぐし(=耳のストレッチ)方法をご紹介。まず両耳の、写真の青色部分(耳たぶの裏側のくぼみ)を、人差し指と中指でやさしく6回押します。

次に、先ほど押した耳の後ろから、写真の白線のように、手のひらで首筋、鎖骨を6回なで下ろします。そして、写真にピンクの円で示した部分(鎖骨のくぼみ)をやさしくゆっくり6回押します。これを左右同時に行い、リンパの流れを良くしていきます。

それから、先ほどの耳にある「眼」「面頬」「神門」のツボを、指の腹と指先を使ってやさしく刺激します。

その次に、耳を外側に引っ張りストレッチをします。引っ張る位置を変えながら、耳を大きくしようとする感じで放射状に行なってください。

その後、、指で耳の付け根をしっかり人差し指と中指で挟んで、後頭部側に円を描くようにゆっくりストレッチします。

最後に、耳を餃子のように前に倒して、裏側も伸ばしてゆっくりストレッチを行います。

以上! 個人差や、体調によっても効果は異なりますが、耳がぽかぽかして、肩が楽になってくること請け合いです。実は記者は取材の日、首から肩が痛く、頭も痛くて何となく目も半眼開きだったのですが、この「耳ほぐし」を行なったらスッキリしてしまいました。目を酷使するパソコン仕事の皆さんには、ぜひ一度試していただきたい!!

ちなみに、記者の耳ツボの部分がキラキラしているのは、石田さんが、ツボにラインストーンがついた耳つぼジュエリーを貼ってくれたから。耳つぼジュエリーはネットでも簡単に購入できます。もし「耳ほぐし」に効果を感じたら、耳つぼジュエリーも試してみてくださいね。キラキラと輝きながら、おしゃれに体を楽にすることができますよ。

取材協力=石田知子(吉祥寺Resetta(リセッタ)
(取材、写真、文=FelixSayaka