皆さんは透明人間って実在すると思いますか? 本やドラマでは出てきたことがあるけれど、実際にはいるわけないって? そんな人に見てほしいのがリウ・ボーリンという中国人アーティストの作品。
彼が作り出すのは、“透明人間アート”とでもいうべきもの。中国の観光名所らしい銅像の前に、ありふれたバス停の前に、パンダのぬいぐるみの陳列棚の前に……さまざまな都市風景を背景に、透明になったリウさんが出現! どこからどう見てもこれは透明人間じゃないですか!!
でもこれ、いったいどうやって作っているの!? 「フォトショを使えばこんなの簡単に作れそう」と思う人もいるかもしれません。しかし、驚くなかれ。これらの画像はすべて、特殊効果や画像加工はいっさいナシ! リウさんの全身に絵を描き後ろの風景に同化させるという手法を使っているんです。何その古典的すぎる方法! それでいてこのクオリティには脱帽のひとこと。
今回の画像は、フランスにあるParis-Beijingギャラリーでの展示会の作品たち。カメレオンのように背景と一体化してるリウさんがスゴすぎる! ぜひ皆さん、どこに透明人間が潜んでいるか探してみてください。
(文=鷺ノ宮やよい)
参照:COLOSSAL(http://goo.gl/kPboU)、GALERIE PARIS-BEIJING(http://goo.gl/Sq6z5)
▼どこにいるかわかった?
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