以前当サイトでご紹介した、オーストリアのイルゲン・ザンクト湖畔にある、「ある時期になると泳ぐことができるようになる」不可思議な森。
夏は、山脈から大量に流れ込む雪解け水によって水位10mほどの湖に。冬は水がほとんどひいて、縮小した水位1~2mほどの湖と森林、といった至って普通の風景に戻るという、神秘的な同地。その稀有さゆえ、世界中から多くのダイバーたちが集うといいます。
自然が作り上げた、奇跡としか言いようのないロケーション。その姿を撮影した最新画像が、海外サイト『Faith is Torment』に掲載されておりました。
撮影を手掛けたのは、スイス在住のダイバー、Marc Henauerさん。すべて自然光のみで写されたというその光景は、まるでおとぎ話の世界のよう。
歩道や橋、ベンチ、その間々に生い茂る木々。湖の中突如現れた森林公園を、悠々と泳ぐダイバー。その全景に思わず目を奪われてしまうのは、きっと私だけではないはずです。
一生に一度は訪れてみたいと、多くのひとが思うであろう同地。およそ4年前とほとんど変わらない美しい姿にもまた、ちょっぴり感動してしまいましたっ。いつまでもこの絶景を、そのままのかたちで保ち続けてもらいたいものですね。
(文=田端あんじ)
参考元:Faith isTorment
▼これぞ自然の神秘
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