誰しも生きていれば、深い悩みに直面することがあります。
でもね、地球がいかに広大で、そのぶん自分がいかにちっぽけな存在か、そのことがわかるだけで、心がすーっとラクになるものですよ。
ご覧いただくのは、欧州宇宙機関(ESA)が毎週更新している、衛星が上空からとらえた美しい地球の姿。
過去2~3年の間に撮影、公表されてきた自然のありのままの姿は、すべてが言葉を失うほどに、絶景。
褐色に目を奪われるナミブ砂漠や、スカンジナビア半島に美しく点在する雪。地球上の、至る所にあるランドマーク的地形をみていると、いつしか悩んでいたことすら忘れてしまっているはず。だってあなたも私も、この写真の中では見えるか見えないかわからないほどの、ひとつの点でしかないのですから。
最近の資金不足で、衛星写真などの更新が滞り気味のNASA。その一方で、意欲的に更新を続けているESAは、衛星写真を見る上で「今最も穴場」といえるかもしれません。ほんの束の間、あなたの心を軽くしてくれるであろう光景を見に、あなたもぜひ同サイトを訪問してみてはいかがでしょうか。
(文=田端あんじ)
参考元:ESA
▼インド・ガンジス川デルタ
▼ナミブ砂漠
▼スカンジナビア半島
▼アメリカ・ミシシッピ川デルタ
▼カナダ・クリアウォーター湖
▼ペルー
▼海上に漂う豊富なプランクトン
▼大西洋
▼スペイン東部の農村地帯(アラゴン・カタルーニャ)
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