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1分間に、この地球上では一体どんなことが起こっているのか? この大変興味深いテーマを「New York Magazine(ニューヨーク・マガジン)」が動画にし、YouTubeアカウントにアップしたのが『Everything That Happens in One Minute on Earth』という作品です。

この動画では、わずか60秒の間に、アメリカではピザが5700枚消費され、ショッピングサイトAmazon.comはおよそ2千万円(190.250米ドル)を売り上げる。また、フェイスブックへ投稿される写真は24万枚以上にもおよび、255人の新たな命が生まれる一方で、106人の人々が命を落とす、と伝えています。

【60秒が過ぎる間、世界で起きていること】

今こうして生活している間にも、世界のありとあらゆる場所では様々なことが起きていて、そこにはそれぞれの毎日がある。当たり前だけど普段はすっかり忘れていることを思い起こさせてくれる、必見の作品となっています。

【あの有名な詩を思い出す】

2500トンの廃棄物が生まれる1分間に、5700機の飛行機が離陸する。コンドームは9500個売れて、ジャスティン・ビーバーさんはその間にツイッターのフォロワーを約22人増やしている。

記者(私)は、この動画を観てすぐさま、「カムチャツカの若者がきりんの夢を見ているとき メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている」で始まる、谷川俊太郎さんによる詩『朝のリレー』を思い出しました。

【視野が広がった気がします】

人はいつも、自分が生きている世界のみで、物事をとらえがち。ただ数字を提示しているにすぎない動画ではありますが、観終わった瞬間に不思議と視野が広がっていることに気がつく1本を、それではさっそくご覧になってみて。

参照元:YouTube / New York Magazine
執筆=田端あんじ (c)Pouch