最近じわじわ人気を集めている「塩ヨーグルト」。みなさんはご存じでしたか。
この塩ヨーグルト、その名のとおり「塩」と「ヨーグルト」をただ混ぜただけ。簡単だからと侮るなかれ。その効果は「肉を柔らかくする」「野菜のうまみを引き出す」「マヨネーズの代わりになる」など、かつての塩麹を思わせるほどの優秀っぷり。いま、最新の万能調味料として注目されているのだとか。
今回私が注目したのは「マヨネーズの代わりになる」という点。マヨネーズといえばご存知のとおり、高カロリーの代名詞でもありダイエットの大敵……。そのマヨネーズの代わりになるものがあるなんて、そんな都合のよい話が……あったみたいです。
料理にもっとヨーグルトを取り入れて、めざせ美肌めざせ美腸! では、塩ヨーグルトの基本の作り方とそれを使った料理をご覧ください。
■「塩ヨーグルト」を作ろう
用意するもの:お好みの無糖ヨーグルト、塩
……。
……。
え、終わりよ? これ以上特に書くことないわ?
失礼しました。でも用意するものは本当にこれだけ。あと気になることといえば、「塩をどれくらい入れるのか」ということですよね。これはヨーグルトに対しだいたい2~3%だそう。お好みだと思いますが軽くひとつまみってところです。
肝心の味はというと、個人的にはコールスロードレッシングに近い印象ですね。複雑な味構成のマヨネーズと比べると当然淡泊なので、中には「物足りない」と感じる人もいると思います。まぁダイエットに薄味はつきものですし、慣れればどうってことないように思います。
※固めに作りたい場合は、ガーゼなどで水切りしておきましょう。
■エビ・アボカドと相性抜群! タルタルソースの代わりにも!
次に、塩ヨーグルトに合う料理を私なりに提案してみます。
まず1品目は「エビとアボカドのサラダ」です。
見てのとおりエビ・アボカド・ミニトマト・スプラウトをバババッと皿に盛り付け、そこに黒コショウ、そして塩ヨーグルト……の前に、アクセントを加えるため、塩ヨーグルトにあらかじめマスタードを混ぜておきました。このほか、ワサビなんかをプラスするのもおすすめです。
2品目は、(冷凍)コロッケ。
コロッケについてはご勘弁ください。さて、先ほどはドレッシングとして使った塩ヨーグルトですが、タルタルソース的な使い方をしたらどうなるんだろう? と思い試してみました。
結果、揚げ物にサッパリさが加わるので個人的にアリです。白身魚のフライに使うときは、ピクルスを刻んで入れるとより「らしく」なると思います。
これらのメニュー以外にも、コールスローサラダにしたり、野菜を漬け込んで漬物にしたり、お肉の下準備に使ったりと、使い方はいかようにでも! ぜひお試しあれ!
調理・撮影・執筆=井上こん(c) Pouch
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