mint

今日は「ミントの日」です。3月10日の「ミ(3)ント(10)」の語呂合わせということで、2000年に食品会社「クラシエフーズ」が制定したものだそうです。春の訪れを感じる3月は、フレッシュなイメージのミントにぴったり!

多少放っておいてもぐんぐん育つうえ、気候の変化にも強いため、ベランダやキッチンで育てやすいハーブのひとつです。ちょこっと摘んで、毎日のお料理やドリンクに大活躍! そう、ミントは「ケーキやパフェの飾り」以外にも、使い用途の広いハーブなのです。

「ミントの日」にちなんで、料理の味が10倍アップするミントの使い方をご紹介します♪

■揚げ物に

こってり味の揚げ物と爽快なミントは、とっても相性のよい組み合わせです。酢醤油をつけたり、レモン果汁を絞って食べるとさっぱりしますよね。同じような感覚で、揚げ物を食べるときにはミントを取り入れてみましょう!

ベトナムのライスペーパーを使ったひき肉の揚げ春巻き「チャーゾー」は、レタスに春巻きとミントや香菜などのハーブを包んでいただく料理です。スパイス入りのマッシュポテトを皮で包んで揚げたインド料理の定番「サモサ」には、ミント入りのソースを添えていただくことも。

■サラダに

市販のフレンチドレッシングに刻んだミントを加えるだけで、定番のキュウリとレタスとトマトのサラダがオシャレかつ爽やかな味わいに。

また、ミントはヨーグルトやマヨネーズとの相性もよいので、ポテトサラダやコールスローを作る際にも、刻んだミントをプラスしてもグッドです。ちなみにサラダを和えるマヨネーズの半量をヨーグルトに置き換えれば、カロリーダウンにもなりますよ。

■スープに

春に旬を迎えるグリーンピース。独特の風味と甘い香りは、春の味のひとつです。「グリーンピース × ミント」はイギリスやオーストラリアなどでよく見かける組み合わせで、グリーンピースとミントをマッシュした「ミンティド・ピーズ」は、「フィッシュ・アンド・チップス」の付け合わせの定番。

この「ミンティド・ピーズ」を牛乳でのばして、手鍋で温めれば、ミントがほんのり香る優しい味わいのスープになります。味の調整は塩・コショウだけでOK! パンを添えて、週末のブランチにいかがでしょう?

■ドリンクに

ベランダやキッチンで茎ごと2〜3本摘んだミントを軽く洗ってからマグカップに入れて、熱湯を注いで待つこと3分。ナチュラルな緑の水色が美しい「ミントティー」の完成です! 乾燥ミントで作るハーブティーとは驚くほど異なるフレッシュな味わいを、ぜひお試しあれ。お好みでハチミツを加えても。

また、ミネラルウォーターに茎ごと2〜3本摘んだミントと、輪切りにした無農薬のレモンを入れた「ミントレモン水」も爽やかなおいしさ。氷を浮かべて、カフェ気分で楽しみましょう♪

ミントって意外と使い勝手の良いハーブだと思いませんか? 飾りだけではもったいない! というか、ミントに申し訳ない! 普段のお料理やドリンクに、ぜひ活用してみてくださいね。

参照元:日本記念日協会 
撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch