日本のスーパーで買える食材で、海外サイトの公式レシピを作ってみる「#おうちで外国気分

いつものレシピとはひと味違うお料理で、ちょっぴり異国情緒を味わっちゃいましょ♪

第9回は、アフタヌーンティーの本場・イギリスのレシピで作るスコーン。手作りスコーンと一緒に、おうちで優雅なティータイムを楽しみませんか♡

【手に入りやすい材料ばかり♪】

今回は、イギリスのスーパー「Tesco(テスコ)」の公式サイトで紹介されている「Perfect scone recipe(パーフェクト スコーン レシピ)」を参考にします。

用意した材料(8個分)は、次のとおりです。

・小麦粉:350g
・ベーキングパウダー:小さじ2強
・無塩バター(冷やしてさいの目に切る):100g
・塩:小さじ1/2
・砂糖:50グラム
・ヨーグルト:125g
・牛乳:75ml
・卵(軽く溶いたもの): 1個

オリジナルレシピでは、膨張剤が入っている小麦粉 “セルフライジングフラワー” を使っているのですが、残念ながら日本のスーパーでは手に入りにくーい!

しかし、小麦粉とベーキングパウダーで代用できるので、心配ご無用です。この分量でしっかりと膨らみましたよ☆

【混ぜて伸ばして切り抜くよ!】

まずは下準備として、オーブンを190度に予熱したら、さっそく作っていきましょう!

大きめのボウルに小麦粉とベーキングパウダーを入れ、冷やしてさいの目に切った無塩バターも加えます。指でバターを小麦粉に擦り込み、パン粉のようなポロポロとした状態にします。

砂糖と塩を加えてさらに混ぜ合わせたら、くぼみを作ってヨーグルトと牛乳を混ぜたものをゆっくりと注ぎます。全体的に均一に湿るよう、優しく混ぜ合わせますよ。

このとき、どうしても粉っぽさが残ってしまったので、ほんの少しだけ牛乳をプラスして調整しました。ここは、様子を見ながら加減してくださいね!

そうして混ぜ合わせた生地を、小麦粉(分量外)を薄くまぶした作業台にのせます。平らな円盤状にしたら、めん棒で厚さ4cmくらいに伸ばしましょ〜。

7cmほどの丸い型で8個分のスコーンを切り抜いて、クッキングシートを敷いた天板に並べます。

私は家にちょうど良い大きさのコップを見つけたので、フチを使ってグリグリッと丸く抜きました(笑)。

スコーンの表面に溶き卵をぬったら、余熱が終わったオーブンの中へ。ちなみに、レシピの焼き時間は15分〜20分となっていますが、我が家のオーブンでは25分ほどかかりました。

しばらくするとオーブンから甘くて香ばしい匂いが漂ってきて、焼き上がりを待つ時間も幸せな気分に……♡

約25分後、オーブンから取り出してみると……

手作り感あふれる可愛いスコーンたちがお出まし!

焼き色が控えめな子、サイズが大きめな子、ちょっと小さめな子。1つずつ個性があって、なんだかどのスコーンも愛しいよ〜!

【おうちでアフタヌーンティー♡】

熱々のスコーンをお皿に盛り付けて、温かい紅茶も用意したら……ステキなティータイムの始まりです♪♪♪

ジャムとクリームをのせてスコーンを食べてみると、外はサクサクッ、中はしっとり。これぞまさにスコーンという食感になってる〜!

生地自体の甘さは控えめなので、ジャムやクリームがよく合います。なんともお上品な美味しさだわ〜。

これは、ホテルのアフタヌーンティーで食べるスコーンに負けていないのでは……!?

ヨーグルトが入っているからなのでしょうか、軽く食べられて、2個、3個とつい手が伸びてしまいます。なんせおうちアフタヌーンティーでは、作った分だけ食べ放題ですからね♪

今回は生クリームをのせましたが、イギリスのスコーンといえば定番はクロテッドクリーム

Pouchでご紹介した手作りのクロテッドクリームを合わせれば、さらに本格的な味が楽しめるかも♪

【アレンジしてもGOODです】

実はあまりにもこのスコーンが気に入って、早くもリピート済み。牛乳を豆乳に置き換えて作ってもGOODでしたよ♪

また、生ハムやチーズと合わせてしょっぱいお食事系にアレンジしても◎でした〜!

イギリス発の「Perfect scone recipe(パーフェクト スコーン レシピ)」。とーってもオススメです♪

お手軽度★★★★☆(丸い型はコップで代用!)
外国っぽいスイーツ度★★★★☆(本格的な美味しさ♡)

参考リンク:Tesco(テスコ)
執筆・撮影:つぼみまい
Photo:(c)Pouch