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日本で「巨大迷路」というと、遊園地にあるアトラクション、というイメージが強いかもしれません。一方で海外には、庭園や農地を活用して作った壮大な巨大迷路がたくさんあります。しかも、長い長い歴史があったり、芸術的だったりと、アトラクションというジャンルではとらえられない深いものがある!

そんなわけで今回は、海外サイト『HybridTechcar』から、いつかチャレンジしてみたい「世界のおもしろ巨大迷路」をご紹介します。

まずイギリスからは、4000本のブナの木と吊り橋、ゲートで構成された「エスコット庭園の迷路」。ガーデンといえばイングランドですが、それを幾何学的なデザインでまとめた迷路の美しさときたら……!! 同じくイギリスの「ハンプトン・コート宮殿の迷路」は、17世紀、ロンドン郊外のテムズ川上流にウィリアム3世のために作られたという迷路。世界各地から観光客も訪れる、人気スポットです。

足を踏み入れたら不思議な気分になりそうなのは、スイスの「グレッチャーガルテンの鏡の迷路」。1896年にジュネーヴで行われたスイス国内博覧会のために作られ、3年後に現在の場所に移されたのだそう。90枚の鏡が使われていて、手を広げて歩かないと迷ってしまうんですって!!

かわいさで群を抜くのは、ウシさんの形をした迷路「Cow on the field」。これは単なるレジャー用の迷路というだけではなく、ドイツの連邦リスク評価研究所が、健康的な食生活に対する意識と有害物質の危険性についての認識を高めようと作ったものだそう。子どもたちもよろこびそうな、ユニークな試みですね。

ハワイを旅行したら訪れたいのが、オアフ島の「パイナップルの迷路」。ハイビスカスなど熱帯植物が植えられ、中央にはパイナップルが描かれたハワイらしい迷路。チェックポイントをすべて見つけてクリアすると記念品がもらえるそうです!!

最後は、ギリシャのクレタ島を支配していた王が作った宮殿跡に残る「クノッソスの迷路」。その昔、ギリシャ神話の怪物 ミノタウロスを閉じ込めるために内部を迷路のようにしたため、その名残が残っているのだそうです。とてもとても深淵な、神秘的巨大迷路ですね。

壮大なスケールがあったり、歴史の重みに裏打ちされた迷路の数々。近くまで行くことがあったら、しっかりと時間をとってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

参照元:HybridTechcar
執筆=シナモン (c)Pouch

▼エスコット庭園の迷路(イギリス)/グリーンが美しい~

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▼ハンプトン・コート宮殿の迷路(イギリス)/台形の迷路は珍しいそうな

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▼グレッチャーガルテンの鏡の迷路(スイス)/まさしく、不思議の世界!!

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▼サムソ島の迷路(デンマーク)/迷路というより森!?

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▼ミールの迷路(北アイルランド)/平和のシンボルとして作られたという

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▼Cow on the field(ドイツ)/ウシの消化のプロセスを説明しています

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▼クール・パッチ・パンプキンの迷路(アメリカ)/カボチャの季節限定!

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▼パイナップルの迷路(ハワイ)/南国ムード満点♪

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▼アシュコム迷路(オーストラリア)/生け垣が大きすぎて通路がせまっ!!

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▼クノッソスの迷路(ギリシャ)/遠い彼方の歴史を一歩ずつ味わえそう!

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