tabi

もうすぐやってくるバカンスシーズン。さて、今年はどこに行こうかしら?

未だ夏休みの旅行先を決めかねている、そんなアナタにぜひご覧いただきたいのが、アジア大手のホテル予約サイト「Agoda.com(アゴダ)」がこのたび発表した、「世界のベストスパホテル」。

世界中のホテルを知り尽くした同サイトが選出する、至極のスパホテル10選は必見。聞けばこの企画は毎年恒例、ホテル評価やお客様レビュー、旅行業界の専門家からのアドバイスをもとに、ピックアップしているんですって。

これはおそらく、いいえ絶対に、ハズレがないと見た……! ってなわけで早速、一緒にチェキラしよ!

【アジア編】

1. アヤナ リゾート アンド スパ(インドネシア・バリ島)
スパ: スパ オン ザ ロックス

「岩上」という珍しい立地が魅力的な、こちらのスパ。インド洋を見渡すことができる極上の眺めもさることながら、最近注目を集めている「ディープティッシュマッサージ」やホットシェルを使ったマッサージを受けることができる点も、高ポイント。「バリ式ボレペーストを使ったボディマスクで疲れきった体をリフレッシュ」「ジャワ王室プリンセスのために使用されていたルルールボディスクラブを体験」「海水を使ったタラソテラピー」などなど、コースが大変充実しているので、お疲れ気味のあなたはぜひ。

2. ドゥシタニ マニラ ホテル(フィリピン・マニラ)
スパ: デヴァラナ スパ

ショッピングエリアのど真ん中で施術を受けることができる点、また美しいトリートメントルームが完備されている点が嬉しい、こちらのスパ。5種類のスパトリートメントのほか、ゲストの要望に応えてくれる充実したコースが多数用意されています。その中でも特に評判が高いのが、「パンパーリングプログラム」(自分へのご褒美プログラム)。ボディスクラブにジェットラグ回復トリートメント、そして半日がかりでのスチーム・バス・ピーリング・リフレクソロジーマッサージと、内容盛りだくさん!

3. グランドハイアット(タイ・ホアヒン)
スパ:ザ バライ スパ

著名な建築家兼デザイナー、レク・ブナグ氏によりデザインされたという、こちらのスパ。およそ1万8千平方メートル、緑生い茂る海辺の敷地に、トリートメントルーム18室を保有。4大元素である土・空気・水・火を施術のベースとし、ストレス解消やバランス回復、美しさを取り戻してエネルギーを回復する、などを施術の目的としているのだそう。「アロエベラのヒーリングパック」「泥・オイルを使用したフェイシャルマッサージ」などがあるほか、10代の若者や男性、妊婦の女性向けの特別カスタムメニューも用意されているそうなので、ぜひ家族や恋人とご一緒に。

4. バンヤン ツリー(タイ・バンコク)
スパ:バンヤン ツリー スパ

高層ビルエリアのオアシスのような存在、それが同スパ。スピリチュアルと心と体の調和に注目した東洋セラピーに力を入れているというだけあって、ハーブの種類が豊富。こちらを使用したマスク、スクラブのリフレッシュコースに加えて、絶品のタイ料理が味わえる1日コースまで用意されているんですって! また時間に余裕がある方におススメなのが、レインシャワーとスチームバスを組み合わせた「トロピカル レインミスト」なる看板コース、こちらもぜひお試しあれ。

5. エクアリウス ホテル アット リゾート ワールド(シンガポール・セントーサ)
スパ: ESPAアット リゾート ワールド セントーサ

1万平方メートルもの広大な敷地内にあるという同スパは、シンガポール発の本格ハマム(トルコ式風呂)で有名。「バイタリティープール」「フォレスト温泉」「サウナ」「スチームルーム」などを満喫、穏やかなひとときを過ごすことができます。ちなみにスパの代表的施術「ボディバランス」「ホットストーン」「デトックスプログラム」は、プライベートガーデンかビーチヴィラで予約するようにしてくださいね。

6. マインズ ウェルネス ホテル(マレーシア・クアラルンプール)
スパ: ザ スパ アット マインズ ウェルネス ホテル

「中国の気功」に「フットリフレクソロジー」、さらには体のエネルギーを調和させるといわれる古代インドの施術「アーユルベーダのオイル ドリップ」もあり、高級感たっぷりのケアが期待できる、同スパ。「コーヒー」「ヒマラヤソルト」といった色々な匂いのボディスクラブ、さらにはミルクやヨーグルトのボディマスクなども楽しめるほか、「レイキ」「瞑想」「ダンス」などのホリスティック トリートメントの体験も可能。出産前後の女性も安心のバリ式マッサージや、伝統的なマレーシアのウルトマッサージなど種類豊富なマッサージも、提供されています。

7. ザ ペニンシュラ(香港)
スパ:ペニンシュラ スパ

自分にご褒美を、そんな気分にぴったりなのがラグジュアリーなこちらのスパ。カウンセリング後、ビクトリアハーバーが広がる美しい景色を望むトリートメントルームで、ゲストのためカスタムされた究極のサービスを受けることができます。半日がかりのユニークなカスタムコース「スパ ジャーニー」は、デトックスにセルライト対策、ストレス緩和に効果大。また2人のマッサージ師が4本の手を使用してマッサージをする「フォーハンズシンクロナイズマッサージ」は、極上のリフレッシュコースと評判です。

8. MGM マカオ(マカオ)
スパ:シックス センシズ スパ

同スパは、アジアンセラピーとシックスセンシズのフィットネスビューティトリートメントや、熟練のセラピストによる指圧。推拿(すいな)やタイ式・スウェーデン式・バリ式のマッサージを組み合わせた極上の施術が、大きな魅力。利用者に大好評なのが、塩分濃度27%の「フローティングプール」、そして体を冷やし、肌へのひんやりとした心地よい感覚を体験できる「スノールーム」なのだそう。

spa

【ヨーロッパ編】

9. ホテル デ ローム(ドイツ・ベルリン)
スパ: スパ デ ローム

かつて金や現金を保管していたという厚さ15cmの鋼鉄製のドアで守られた金庫、同スパはその金庫に作られたスパなのだとか! 気になるメニューは、「ハワイアンボディスクラブとマッサージ」「インド産アーユルベーダオイル」「海藻デトックス」「ロシア産のはちみつを使ったマッサージ」など、大変豊富。また喫煙者や乾燥肌、マタニティー用の特別メニュー「スキントリートメント」もあるそうなので、お肌が気になるという方は1度体験してみるといいかも。

10. ドルフィン ハウス サービスド アパートメンツ(イギリス・ロンドン)
スパ:ザ スパ

至極のリラクゼーションを体感できる、伝統的な「モロッコ風バスハウス」と「スチームトリートメン」トにインスパイアされた同スパ。ミネラルたっぷりの泥・塩を使用した施術がウリ、またウェストミンスターにしか存在しない「アルトワ式井戸」から湧き出るミネラル豊富な水が使用されている点が特徴です。ボディスクラブとオイルマッサージの後には暖かいハマム風呂でリラックス、そのほか「デトックスプログラム」「スカルプ・フェイシャルマッサージ」「オイルマッサージ」「バターマッサージ」などの施術を受けることができます。施術後はイギリスらしく、有名なお茶の調合士アレックス・プロビンさん自らがブレンドした紅茶で、ほっとひといき。

アジアに強いサイトということも大きいのでしょうが、ピックアップされたのは、ほぼアジアのスパ。どこも気持ち良さそうで、全制覇したくなっちゃいますよねぇ。まあそんなの、現実的には難しいけれども。

今年のバカンスは、スパでとことん癒されて、たーっぷりオンナを磨く! コレで決定ですな。

参考元:アゴダ
執筆=田端あんじ (c)Pouch