世界中で大ヒットし、ディズニー映画の歴史を見事に塗り替えた「アナと雪の女王」。そんな人気映画のダブルヒロインのひとりであるエルサは当然世間の注目を一身に浴びているわけなのですが、それを面白くないと感じる古株のプリンセスがいました。そう、白雪姫です。
本日動画サイトYouTubeからご紹介するのは、お局プリンセス「白雪姫」vs 新人「エルサ」のラップ・バトル。おとぎ話のカワイイ主人公たちが心の中ではこんなこと考えていたなんて、正直ショックだわよ。
登場人物は白雪姫とエルサ、そして女子の喧嘩にありがちな取り巻きの方々。みんな戦闘モード全開でコワ〜イ。
バトルは、大御所「白雪姫」が口火を切って始まります。
(以下、ふたりのセリフ部分は大意を要約してご紹介)
白雪姫:私は本物のハリウッドスター。筋金入りのプリンセス。あんたはただのコピー商品。そのだらしない髪型もホントありえない。私をボスとして敬ってちょうだいね。
「そういえば確かに、エルサの髪の毛ってボサっとしてるわね」、と妙に納得してしまった記者(私)の気持ちは当然無視してエルサが反撃に出ます。
エルサ:外見のことばかり気にして自分が何をすればいいのかもよく分かっていないおバカさんのくせに、何言っちゃってんの? あんたなんか、私のパワフルボイスで吹き飛ばしてあげるわ。
あの、世界を魅了した声ですね。プリンセスのひとりやふたり、確かに吹き飛ばせそうです、はい。するとここで再び白雪姫です。
白雪姫:教えてあげる。あんなのは歌じゃない。ただ大きな声を張り上げているだけ。最初は妹想いのお姉さんかと思ったけど、本当は冷たい心の自己中でおバカな女。何でもやりたい放題で、座るところも無いお城作ちゃって意味不明。氷と雪しか操れないくせに偉そうにしてんじゃないわよ。私はね、動物と話せるの。すごいでしょ。ピカピカのドレスを来たブロンドの雪女とは違うのよ。
ひぃぃ、あの氷のお城、座るところ無かったんだー!
エルサ:そうよ、私は氷と雪を誰よりも上手に操れる。だからね、あんたは私の支配下にあるのよ。だってあんた、白い「雪」の姫なんでしょ? それに、知らない人からもらったリンゴを食べちゃうとか、どうかしてるんじゃない? 自分を助けてもらうために誰かのキスがいるって? ばかばかしいったらありゃしない。私は有能で、強くて、独立した女性。時間って残酷ね。あんたは昔のプリンセス。私は一番新しくて一番クールなプリンセス。昔の人は邪魔だからどこかへ消えてくれないかしら?
と言い終えたところでエルサが白雪姫を凍らせてジ・エンド。見事、若くて有能な「エルサ」が、美貌をたよりに生きてきたハリウッドのお局「白雪姫」を打ち負かしてしまうのでありました。
給湯室で繰り広げられる女の争いのようなラップバトル、いかがでしたか? 最後の有無を言わせない結末に「若いって強引でいいわね」と思わず笑ってしまいましたが、果たして本当にこれで良かったのでしょうか。
利害も色々あるかもしれないけれど、お局とニューフェイスが仲良く共存できる平和な社会であってほしいですね……
参照元=YouTube
執筆=南野バンビ (c)Pouch
▼迫力満点!! プリンセス対決
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