幸せタイムを運んできてくれるものといえば、焼きたてのパン!!
Twitterのタイムラインに流れてきた写真に写っていたのは、アッツアツのモーニングコーヒーと、焼きたてのソーセージパン。ウーン、ハフハフかぶりつきたい一枚だわ〜……って、えっ!? 何、このパン、木彫りなの? 木彫りって……マジですか?
「幸せな人」さんによる彫刻、木彫りのパンシリーズは、現在2作目で、今、注目を集めています。第1弾は、一見シンプルにも思えちゃう食パンだったんです。
【美味しそうすぎる木彫りの食パンが、Twitterで大人気に!!】
元々パンを焼くのが好きだった「幸せな人」さん。ひょんなきっかけで、食パンを掘ることに。
パン制作は、中学生の姪御さんが夏休みの宿題で「食パンを作ったよ〜」と見せてきた「ほぼ、タダの板」を改良することから始まりました。
ノミと彫刻刀で木屑だらけになりながらも、食パンの形を忠実に再現する「幸せな人」さん。作り出したら、こだわりはノンストップ。ついに、トーストを参考資料に焼き、こんがりとした色合いをペイントしてしまいます。
あまりにクオリティが高すぎる、木彫りの食パン。これ、間違えて食べちゃいますよ……。
……だがしかし、ここで作業は終わりませんでした!! なんと、2時間かけて、「ちょっと溶けてるバター」を彫ってしまうのです。
ウソみたいだろ。バターと食パン、ぜんぶ木なんだぜ……。
【ついに手を出してしまった、禁断の木彫りソーセージパン!】
間を置かずにすぐ作成を始めたのは、ソーセージパン。
まずは見本となる、食べられるパンから制作。素人目にも、食パンとは段違いに削りにくそうに思えてしまう造形ですが……果たしてどうなるのか……。
角材から彫り出して、腰痛に苦しみながら彫り続ける様子は、Twitterで逐一レポートされているので必見ですっ。
彫り続けるうちになんと、見本のパンは縮み出してしまい、まったく違う大きさに! ここまで来ると何か、こだわりを超えた狂気のようなものまで感じます……!! ソーセージのディテールも彫刻刀で再現し、もちろん着色作業も。リスペクトです。
制作時間、実に、30時間オーバー!!
見本より木彫りパンのほうが、美味しそうに見えてしまうという逆転現象まで起こりました。パレットからも、制作の苦悩と楽しさが伝わってくるようです。
【木彫りのパンシリーズ!!】
さっそく、木彫りの食パンとソーセージパンを並べてみる「幸せな人」さん。
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これはもう、木に見えるはずがない。どっちも今すぐ食べたくなっちゃうゾ!!
【作り出して約1カ月、テレビにも取り上げられた!】
彫刻刀を出してきて1カ月が経過……。9月29日、ついにめざましテレビアクア内のコーナー「ちなみ探偵事務所」で取り上げられることに。「幸せな人」さんの素顔も映るとの情報があり、記者もワクワクしながらテレビの前で待機。
オシャレメガネ男子でしたっ……!!
3分間クッキングの音楽が流れるなか、本人が食パンの作り方を丁寧に解説。数分間でまとめられていましたが、制作時間は8時間とのこと。
アナウンサーのみなさんも、リアルさにただただビックリ。スタジオでは「この時間には(おなかがすいて)たまりませんね……」とのコメントも飛び出していました。
【これからは、彫刻男子が来るかもよ……!?】
机に向かい、一心不乱に彫り続ける彫刻男子、「幸せな人」さん。彫刻男子、絶対アリだと思います。大事にしてくれそうですよね。
彼の今後の目標は、「木彫りのパン展」の開催。ワーオ!! これは要チェック。だって絶対本物を間近で見てみたいですもんね! 今後の作品にも注目です。
参照元:「幸せな人」Twitter
執筆=川澄萌野(c)Pouch
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