昼下がりのPouch編集部で事件は起こりました。編集部員の御花畑マリコが、レモンティーを片手に歩き出したかと思うと……ペットボトルのまま豪快にレンジでチン!
その場にいた全員が思わず「え〜〜〜〜っ! 大丈夫!??!?」と、騒然としたのですが……。
いや待てよ。コンビニのお弁当とかは、普通にチンしてるやん? 意外とペットボトルもレンチンいけるのかも……というわけで、ちょっくら調べてみたところ、意外なことが判明しましたよ〜〜〜っ!!
【レンチンOKとはどこにも書いてない】
まずはスーパーで販売されているペットボトル飲料を大調査。目についたものから適当にラベルをチェックしていくと……意外にも、加温について言及されていないペットボトルが多いのです。
もちろん、温め方について書かれているものもありますが、どちらかというと「凍らせないで」のほうが優先度が高い印象。
ラベルだけではよくわからないので、ペットボトル飲料を販売する各社の公式サイトを見てみましたが、ほとんどのFAQページで「容器のまま温めることは絶対にお止めください」と、はっきり書かれているではありませんか。やっぱりアカンかった〜〜〜!
御花畑が温めたレモンティーのメーカーも、レンチンNGでした。爆発しなくて良かったです。
【伊藤園に「レンジOK!」ボトルがあった!】
しかしそんな中、伊藤園は「レンチンOK」なペットボトルのお茶を販売していることが判明!
せっかくなので、「お〜いお茶」のレンチンボトルを入手してきました。購入場所はコンビニです。
【加温手順&注意を守りましょう!】
レンチンできるといっても適当にチンしてよいわけではなく、手順や注意事項がいろいろと書かれていました。
・加温前にキャップを開けること
・加温は1回限り、レンジに入れるのは1度に1本
・ボトル側面の加温目安を守って温める
などなど。加温目安のところには「加温前20℃なら〜」と記載されていますが、さすがにお茶の温度までは測れないよ!ってことで、しばらく常温で放置してからトライしましたよ。
キャップを開けて中身をだいたい400mlにしてからレンジへ。ブイーンとうなるレンジの明かりに照らされたペットボトルをドキドキしながら見つめます。
【めちゃくちゃ温まった…】
約2分後、チーン!という音とともにレンジを開け、ペットボトルを取り出すと……めちゃくちゃあったかい!ってゆうか、熱ッッッ!
ペットボトルをじっと持っていられないほど、しっかり温まっていました。飲んでみると、じんわり喉にあったかさが広がります。温まり方にムラもなさそう。これはすごい〜。
容器がやわらかくなったり、お茶が濁ったりもしていません。ただ、本当に見事なまでに熱々になっているので、取り出すときや口をつけるときには注意が必要です。
【レンチンOKボトル、増えてほしい〜〜〜】
コンビニ等でホット飲料を買うとちょっとぬるく感じたり、買ってきて少し口をつけたものの気がついたら冷めてしまったり……という経験は誰しもあると思います。
そういうペットボトルのお茶を、1回限りとはいえレンジでチンできるのは、これからの季節にかなり便利なんじゃないかなあ〜と感じました。あっつあつのお茶、やっぱおいしいわ。
ただ、今のところレンチンできるのは、伊藤園の電子レンジ対応ボトルのみ。また伊藤園の商品でも、「レンジもOK!」の表記がないものはコールド・ホットを問わずレンジでの再加温には対応していないようなので、ご注意くだされ!
ドリンクの種類によっては難しいかもしれませんが、せっかくなのでほかのメーカーでもレンチンOKのボトルが増えるといいですねえ〜!
参考サイト:伊藤園、コカ・コーラ、サントリー、キリン、ポッカサッポロフード&ビバレッジ
執筆:森本マリ
Photo:(c)Pouch
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