秋の台風シーズンに伴って、出番が多くなるカサ。電車や車に乗ったり、お店に入ったりするたびにいちいち開閉し、滴を落とすのも一苦労。強風にあおられてそっくり返ってしまうこともしばしば。
だけど、そんな悩みをも解決するかもしれない、既成概念を覆すカサが登場したのですッ!
このたびクラウドファンディングのKickstarterにお目見えしたのは、その名も「エアー・アンブレラ(Air umbrella)/ 空気傘」。空気傘!? 世間がエアーギターの素晴らしいパフォーマンスで盛り上がるなか、今度はエアーアンブレラが登場したというわけですね。さっそく練習しなくちゃ……って、おいおい、空気の傘って、おい! どんなパフォーマンスよ! 濡れちゃうじゃないの!
ところがどっこい、なんとこの空気傘、パフォーマンスでもなんでもなく実用可能なの。遠目から見るとカサをさしていないのに雨に濡れていないという不思議な光景で、SF映画にでも出てきそう!
【意外にも構造はシンプル⁉】
その仕組みはというと、スティックの先端から噴出するエアジェットが雨を吹き飛ばし、いわば目に見えないシールドを作るというもの。ものすごいハイテク商品かと思いきや、意外にも原理はシンプル。だけど、骨もなければそれを覆う生地もない、まさに未来型のカサなのです。
中国を拠点に活動しているデザイナーやエンジニアらのグループが、2012年から本格的に開発に取り組んで以来、雨の中で使えることはすでに実証済み。長さの違う3種類のモデルが用意されているそうです。
【実用化まであと一歩!】
ただ、現在のところバッテリーが15~30分しか持たないのがネックだそうで、その点を含め、より使いやすくするために試行錯誤を重ねているもよう。とはいえ、コレ持ってたら、周囲の注目を浴びるのは間違いなし‼
時代の最先端をいくカサを手にしてみたい、という方はぜひ、Kickstarterをチェックしてみてくださいね!
参照元:Kickstarter
執筆=沢野ゆうこ/ Pouch編集部 (c)Pouch
▼おもちゃの変身スティックに見えなくもない……
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