運動会や遠足のお弁当として、小さいころからなじみのある「おにぎり」。気軽に作れるので、さっと握って簡単なお昼にしてもいいし、コンビニには豊富なバリエーションで売られていて便利・時短・さらに腹持ちがグッドという優等生なジャパニーズ・フードONIGIRI!
お母さんが握ったものや、コンビニ、自分が適当に握ったものはおなじみだけど、プロが握るとやっぱ違うの?
そこで今回は、最近“おにぎりラブ”が再燃している記者が目をつけた、千駄木駅徒歩2分のところにある、おにぎりcafe「利さく」に行ってきました!
【千駄木駅・団子坂口からだいたい50歩で到着!】
千駄木駅の団子坂口から右手に進み、サンマルクカフェを通り過ぎて2分ほどで到着。おにぎりcafe「利さく」は不忍通りに面しているので、方向音痴さんでも簡単に見つかります。木材をおしゃれに使った外観と、青い看板が目印です。
小さなたたずまいの店舗内は、ひとりで入っても余裕のカウンター席と、奥にはテーブル席がありました。日曜日だったからでしょうか、テーブル席のお客さんは全員子ども連れで、だいぶにぎやかでした。
【朝から晩までいつでも“おにぎりタイム”が可能】
朝8時から夜の20時まで営業しています。朝はおにぎり2つとお味噌汁の朝メニューもありますよ。今回はお昼どきで、700円のランチメニューをいただきました。
その日は、秋刀魚の梅煮、だしまき、青菜とあげのおひたし、自家製ぬか漬け、もっちり玄米、お好みのおにぎりでした。お好みのおにぎりは「煮穴子」をセレクト! +200円で具沢山味噌汁もつけられます。その日の具は、えのき、豆腐、あげ、わかめが入っていて、本当に具たくさんでした。
玄米もおにぎりも、ほんのり温かいんです。お米は群馬県産のコシヒカリを使用していて、今の季節は新米のようですよ。羽釜で炊いているそうです。
【小さめだけど食べごたえのある「玄米」】
もっちり玄米はのりが巻いていないので、お箸で食べるべきか、それとも手で食べるべきか迷いましたが、ほとんどのお客さんが手で食べていました。若干べとべとしますが、お手拭きで拭いちゃえば気になりません。
玄米はやや水分が多そうで、やわらかめ。強くつかむとぐんにゃりしてしまいそうです。特に味はついていないので、お惣菜を食べながらいただきます。やわらかいのにかみごたえがあり、しばらくすると甘みがほんのり口の中に広がります。
【お米の粒が全員スタンディングしておるッ!】
つづいて「煮穴子」のおにぎり。側面を見てみると、お米が一粒一粒つぶされずにしっかり原型をとどめておりました! こんなの初めて見た。絶妙な握り具合によって、くっついてまとまっているけれど、お米がつぶれていない状態。おにぎりのプロが握るとこうなるのか! ちょっと感動。
ベタな感想ですが、新米って甘いんですね。中身の煮穴子も骨っぽくなくて優しい甘さでした。癒されました。
こだわりの国産の材料を使い、お店ですべて手作りしている秋刀魚の梅煮、だしまき、青菜とあげのおひたし、自家製ぬか漬けも、しっかり味がついているのにどこか優しいお味。お惣菜は日替わりのようなので、行った当日のお楽しみです。
【「おにぎりなんて自分で作れんじゃん」と思うなかれ】
今まで記者は外食というと、パスタや肉など、高カロリーなものを選びがちで、自炊するようになると、「自分では作れないもの」を選びがちでした。
「おにぎりなんか自分で作れるじゃん」と思っていたけれど、厳選された素材で、丁寧に作られたおにぎりってこんなに味違うのかと、非常にびっくりしたのであります。
12時過ぎに食べたあと、結構な距離を歩き回っていたのですが、少なそうに見えて、腹持ちがとてもよく、おやつのカロリーが省けたのはここだけの話です。
【おにぎりはやっぱ外?】
テイクアウトも可能で、近隣なら宅配もしてくれるそうです。おにぎりはやっぱり外で食べたい派にも嬉しいですよね。おにぎりを買って、谷根千をぶらぶら散歩したあと、近くの公園でお昼ご飯というのも素敵です!
【おにぎりcafe「利さく」 店舗情報】
住所:東京都文京区千駄木2-31-6
電話番号:03-5834-7292
営業時間:8:00 ~ 20:00
定休日:水曜日
アクセス:東京地下鉄千代田線 千駄木駅 徒歩2分
参考元:おにぎりcafe「利さく」
取材・撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch
▼新米炊き上がってます!
▼この日のランチメニュー♪
▼おにぎりの種類は超豊富! かなり迷いました。
▼おしゃれな感じなランチ。
▼アップです。
▼+200円で具沢山味噌汁がつけられます。
▼思わず「うおー!」ってなったお米がスタンディングしている、おにぎりのサイド面!
▼店内は落ち着いた雰囲気。
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