ロンドンのヒースロー空港の出発ラウンジ。何やら大きな地球儀のモニュメントがあって、そこからは白い煙がシューッ……。
これは一体何かというと、ヒースロー空港が昨年11月から始めた「セント・グローブ」というサービス。地球儀の下にある画面に指でタッチすると、国をイメージした香りが地球儀から吹き出してくるというもの。
現在、提供されている香りは5か国ですが、その中にはなんと日本も! 日本の香り、いったいどんなイメージで作られているんでしょうか?
【選ばれたのは5か国】
香りがかげるのは、日本、タイ、中国、ブラジル、南アフリカの5か国。ヒースロー空港から直行便が出ている28カ国の中から選ばれているそうで、乗客たちはこれから自分が訪れる国の香りを先にかいで、気分を高めることができるというわけです。
【日本はこんなイメージの香り!】
気になる日本の香りはというと……「海、海藻、緑茶の香りがして海や太陽、砂、波の記憶を呼び覚ます」のだそう。とても美しい香りがしそうですね。ちなみに、ブラジルはコーヒーとジャスミン、熱帯雨林、タバコをイメージした香り、南アフリカは部族的な野性味ある香り、中国は神秘的で寺院のお香のような感じ、タイは蘭の花やココナッツ、レモングラスなどのエキゾチックでフルーティーな香りだそう。それぞれの国の特徴が出ていて、どれもかいでみたい!
乗客たちをワクワクさせたりリラックスさせたりしてくれる「セント・グローブ」サービス。なんとも粋なことをやってくれますね。ビジネスや旅行でヒースロー空港を利用される方はぜひ試してみて♪
参照元:Luxuarylaunches、Heathrow Media Centre
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼かぎたい国を指でタッチすると、地球儀から香りがシューッ!
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