子どものころ、毎年楽しみにしていたドラえもんの映画。ドラえもんやのび太の冒険に、いつも心がワクワクしていたあのころ。しかし、アラサー女子になった今ではわざわざ映画館に行ってドラえもんの映画を見る機会もなくなったワケです。
3月7日(土)から、最新作「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」が全国ロードショー。試写会に招かれた記者はイチ早く見て来たのですが……感動した(泣)。まさか、アラサー女子になった今でもドラえもんの映画で感動できるなんて!
【「映画ドラえもん」最新作のストーリーは?】
「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記」のストーリーはというと、まずはのび太がみんなでヒーロー映画を撮ろうと言い出すことから始まります。
ドラえもんのひみつ道具「バーガー監督」の指揮のもと、のび太たちが「銀河防衛隊」というヒーローになって宇宙の平和を守るという映画を撮影していると……そこに現れたのは、地球に不時着したポックル星人のアロン。
本物のヒーローと間違われたのび太たちは「ポックル星を救って!」というアロンの願いを聞き、宇宙へと旅立ちます。待ち受けていたのは、ポックル星を滅ぼそうとする宇宙海賊との戦い。勝てるのか、銀河防衛隊!?
【「映画ドラえもん」最新作がおすすめな理由その1】
この映画をおすすめしたい1つ目の理由は、そこかしこに大人も思わず「ププッ(笑)」と吹き出しちゃうシーンが散りばめられていること。
「銀河防衛隊」に変身したのび太たちは、ドラえもんのひみつ道具のおかげで必殺技が使えるようになります。それぞれの特技が必殺技になる! とのことで、例えばジャイアンは怪力、スネ夫はメカいじりなどの能力がアップ。お風呂好きのしずかちゃんは、なんと手のひらから水(!?)が出るようになるのです。だけど、のび太は……(笑)。そしてドラえもんは……(笑)。ほかにも笑える場面があって、なんだかほっこりしちゃいました!
【「映画ドラえもん」最新作がおすすめな理由その2】
2つ目は、ゲストキャラクターの声優陣が豪華なこと! 宇宙海賊のハイド役を爆笑問題の田中裕二さん、メーバ役を観月ありささんが務めています。そして、ラスボスのイカーロス役はというと、市村正親さん! さまざまな個性的な役柄をこなす市村さんのラスボス感、まじで迫力あったっす!
【「映画ドラえもん」最新作がおすすめな理由その3】
3つ目は、この映画に込められた「ヒーローは、キミの中にいる」というメッセージに感動したこと。勘違いから宇宙に行っちゃって、怖い海賊と戦って……のび太はやっぱりドジだし、のび太はのび太なんだけど、のび太のクセに頑張っちゃうんですよね。のび太のクセに。
ジャイアンもスネ夫もしずかちゃんも、そしてドラえもんもバーガー監督も、みんなが自分のできることを精一杯やろうとして、その姿に感動しちゃって涙がポロリ。
子どものころはドラえもんのひみつ道具があったら怖いものなしじゃん! ってのび太たちがうらやましかったけれど、宇宙海賊と戦うのって勇気がいるだろうなぁ~と。見終わったら、なんだか心の中にさわやかな風が吹いたような気分に。ドラえもんの映画なんて……と、ちょっぴりバカにしていたけれど久しぶりにドラえもんを楽しめました!
ちなみに、「映画ドラえもん」は今年で35周年! これを記念して、芸能人やスポーツ選手など各界の著名人10名による「ドラ☆応援団」が結成されたらしいよ。メンバーは、アナウンサーの赤江珠緒さん、フィギュアスケーターの織田信成さん、モデル・女優の佐々木希さん、タレントのSHELLYさん、お笑い芸人の高橋茂雄さん、作家の辻村深月さん、シンガーソングライターの秦基博さん、俳優の溝端淳平さん、シンガーソングライターのmiwaさん、サッカー選手の武藤嘉紀さん(以上、50音順)。スペシャルサイトが公開されているので、そちらもチェックしてみてね~♪
参照元:映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記、ドラ☆応援団
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch
©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2015
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