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結婚を考えている女子にとって、お相手の職業は気になるもの。では実際の結婚生活において旦那さんの職業は、どのくらい影響を与えるものなのでしょうか?

リンクモンスター株式会社が行った「第2回 離婚したくなる亭主の仕事」調査によると、旦那さんの職業と年収によって、奥さんの不満やお仕事に差があることが判明しました!!

【夫の仕事に対する満足度~年収400万円が分かれ目】

まず、夫の仕事に対して「不満がある」と答えた妻は51.7%と半数以上。年代別では若い世代ほど不満が大きい、という結果に。夫の年収別では「400万円未満」だと60%以上が不満を持っており、どうやら年収の多い・少ないが大きなポイントのよう。業種別では「飲食店、宿泊業」が最も多く、ついで「電気・ガス・熱供給・水道業」「専門サービス業」「その他サービス業」の順になりました。

【夫の仕事に対する不満の理由~安月給と激務】

「夫の仕事に不満がある」ことについての理由ですが、3位は「休みが少ない」、2位は「残業が多い」。そして堂々の1位となったのは、「給料が低い」!! 定番かもしれませんが、なんだかシビアな話ですね。

ただ、年収500万円を超えると「給料が低い」という不満が大幅に低下する一方で「残業が多い」という不満が上昇する傾向にあり、年収500万円を境に不満の理由が変化することが分かりました。

【夫の仕事に対する不満は離婚原因になる!?】

では、夫の仕事に対する不満は、離婚の原因になりうるのでしょうか。夫の仕事が原因で「離婚したいと思ったことがある」人は12.3%にとどまっており、離婚と直結するわけではない様子。離婚したいと思ったことがある人が多い業種は「農業」「不動産業」、「金融・保険業」、「専門サービス業」「その他サービス業」の順。「農業」「不動産業」にいたっては100%が離婚したいと思ったことがあるという結果なり、これにはちょっとビックリです!!

【夫に勤めてほしい企業像~安定的・好待遇】

逆に、妻が求める夫の勤め先をアンケート結果から導き出すと「日本企業における安定的な雇用形態を確保しており、高収入、土日休み、福利厚生が充実、有給が取りやすい、転勤が少ないなどの待遇面でも恵まれている」ということに。ここまで恵まれた職場はなかなかなさそうですが、理想ではありますね。

【妻のお仕事事情~年収600万円が分かれ目】

妻の就労状況を聞いてみると「妻が働いている」が約6割で、「妻が働いていない」を上回り、年収600万円を下回ると働く奥さんが増えることが分かりました。業種別では、夫の勤務先が「不動産業」「教育、学習支援業」だと妻の就労率が高く、「鉱業」「飲食店、宿泊業」だと妻の就労率が低くなる結果に。これは女子にとっては結婚後の生活をイメージするときの参考になりそうですね。

【妻のお仕事事情~働く理由・働かない理由】

「妻が就労している」理由は、「家計上は妻が働かなくても問題ないが、妻が働くことには賛成、家事・育児は積極的に協力している」「自分の収入だけでは、生活に支障がある」の順で、「妻が働くことに反対」している夫はわずか2.8%。一方「妻が就労していない」理由は、「妻が子育てに専念したがっている」が最も多く、ついで「自分の収入だけで十分」「家事・育児を両立できる仕事がない」の順に。

旦那さんの稼ぎが充分だから働かないというわけではなく、仕事なのか家事なのか子育てなのか、奥さんが何に重きを置くのかも、働くかどうかのポイントになっているようです。

【不満はあるけど離婚に直結するわけではない】

いかがでしたか。今回の調査は、離婚率が高いといわれるなか、夫や妻の仕事が結婚生活にどのくらい影響があるかをリサーチしたもの。全体を見ると、給料が低いなど夫の仕事に不満を持っている妻は多いけれど、離婚に直結するわけではなさそうです。

これから結婚を考える女子にとっては、未来の旦那さんの職業や年収、自分の仕事やライフスタイルなどを考える参考になるのではないでしょうか。さらに詳しく知りたい方は、リンクモンスターのウェブサイトをチェックしてみてください!!

参照元:リンクモンスター
画像=ぱくたそ
執筆=シナモン (c)Pouch