日本が世界文化遺産に推薦している「明治日本の産業革命遺産」が話題になっている昨今。東京練馬区にある水と緑の遊園地「としまえん」が、大変ユニークな “プールのイメージポスター” を公開しています。
テーマはずばり「世界遺産 狙ってます。」……って、いくらなんでもそれは無謀すぎるのでは……。そもそも一体どんな点が世界遺産になり得ると思ったわけ!?
【としまえんの流れるプールは「世界最古」だった!】
公式サイトによれば、としまえんの流れるプールは、1965年に世界初の「流れるプール」として登場した、歴史あるプール。
これはつまり「世界最古」の流れるプールともいえるわけで、なるほどそれならば、いつの日か「としまえん」のプールが世界遺産になる日が来たって、おかしくないかも!
【世界遺産を意識した荘厳ビジュアルにご注目】
そんなわけで、同テーマをイメージしたポスターは、としまえんプールの景色を世界遺産を彷彿とさせるようなビジュアルへ変貌させた、大変荘厳な雰囲気なのです。
とはいえ、虚飾が豊富なわけではなく、写真の風合い・色合いに変化を加えたくらいで、あとはいつもの見慣れた「としまえんの流れるプール」が写っているだけ。こういった “ありのまま” さにも好感が持てますねぇ。
【としまえんの広告って、とにかくユニークなんです】
さて。実は「としまえん」、過去にも非常にユニークなビジュアル広告を多数発表しているのですが、みなさんはご存じでしたでしょうか。
【トシちゃんをフィーチャーした「としプー!」】
たとえば2013年は、 “トシちゃん” こと田原俊彦さんをフィーチャー。真っ赤なスーツを着用しプールサイドでポーズをキメる姿がシュールな「としプー!」。そして2012年は、某CMで披露した美声でおなじみのミゲルくんを起用した「ミゲル、泳ゲル。」
【「史上最低の遊園地。」って……!】
また2010年のアイススケートリンクのポスターのキャッチコピーは、デーブ・スぺクターさんを迎えて「一刻も早くすべりたいです」
さらにさかのぼって1995年、4月1日のエイプリルフールには「史上最低の遊園地。」といった広告を製作。「くるんじゃなかった!!」と頭をかかえるお父さんの強烈なビジュアルは、新聞の全面広告として掲載されたため、いまだに覚えているという方も多いのでは?
【公式サイトもチェックしてみてね~~】
そんなわけで、毎年攻めに攻めまくっている、としまえんの広告。遊びゴコロたっぷり、独自の路線を貫くスタイルに、もう目が離せないっ!
なお公式サイトには、ほかにも多々、興味深い広告が掲載されておりますので、ぜひともご覧になってみてくださいね~!
参照元:水と緑の遊園地 としまえん
執筆=田端あんじ(c)Pouch
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