暑い日が続く今日このごろ。精がつく食べ物の代表である「うなぎ」なんかを食べたいところ。スーパーに並んでいるうなぎの蒲焼き、めちゃめちゃおいしそうに見えます!
ところで、まぐろやサーモンの刺身はよく売られているけれど、「うなぎの刺身」って見かけたことがありません。うなぎってお刺身にして食べられないのかしら? 焼いた方が疲労回復効果が高いとか、そんな理由があるのかしら? 気になったので調べてみました。
【「うなぎの刺身」ってどうして見かけないの?】
スーパーでもデパ地下でも見かけたことがない「うなぎの刺身」。お刺身としては食べられないからなの? どうしてなんだろう……その理由は、うなぎの血中と体表面のヌルヌルに含まれる毒にあるのだとか。へえええ、そうなんだ!
【うなぎの血中とヌルヌルには毒がある!】
うなぎの血中に含まれる毒「イクシオトキシン」は、口から入ると中毒症状を引き起こすのだそうです。さらに体表面のヌルヌルの毒は、「イクシオトキシン」よりも毒性が強いことがわかってきたとのこと。ただ、どちらも熱に弱く、十分に加熱すれば毒性がなくなるんだって。だから蒲焼きにして食べられてきたんですね。
毒だとわかっていても、食べてみたいという探究心を抑えられないのが人間なのでしょうか。調べたところ、お刺身として提供されている専門店もあるみたいです。くれぐれも素人の方はマネしないよう、ご注意を!
それにしても、どんなお味なんだろう……なかなか食べられない貴重な味となれば、食べてみたくなりますよね♪
参照元:とうざ日記、Hey! Manbow
執筆=夢野うさぎ / 画像=Pouch (c)Pouch
▼うなぎのお刺身。とってもキレイな身ですね!
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