おつまみによし、ちょっとした小腹にもよし、朝ごはんにも昼ごはんにもよし! どんな料理にも使える万能選手といえば「チーズ」ですよね。でもチーズってそんなに安くないんですよね。
できることなら毎日モッツァレラやゴルゴンゾーラにまみれて暮らしたいのはやまやまですが、割高感とカロリーに毎回涙をのんでいます(しくしく)。
そんなボンビーな記者(私)はある日、耳寄りな情報を入手。なんと、庶民の味方「豆腐」を塩漬けにするだけで、チーズのようなもったりぷるるんなお味になるんだそうな! 豆腐ってとっても安いし、カロリーもぐっと押さえられるなんて嬉しい!!
ということで、本日はワクワクしながら「塩漬け豆腐」に挑戦してみたよ!
【作り方はとっても簡単!】
以前挑戦した水切りヨーグルトでは、コーヒーフィルターで水分を落とす「重力で攻める」タイプでしたが、今回の塩漬け豆腐は豆腐の周りに塩をすりつけて、キッチンペーパーでくるんで元の容器に入れて半日ほどおく、いわゆる「塩で攻める」タイプです。
ラップなどはしないで冷蔵庫に入れると、早く水が抜けるそうです。ちなみに、今回使用した豆腐はスーパーで購入した国内産の65円の絹ごし。ドラッグストアに行けば40円代の豆腐があったと思うと少し悔しいです。
【見た目モッツァレラじゃありませんか】
塩漬けしてから30分後、すでにキッチンタオルはひたひたになっていました。これは思った以上に順調にいっているのかも。
一晩おくとありますが、4時間ほどおいた塩漬け豆腐はなかなかいい感じ。水もだいぶ抜けています。見た目の大きさはあまり変わりませんが、キッチンタオルに包まれた感じがモッツァレラに似ています。
【「カプレーゼ風」と「黒胡椒」】
そこで、モッツァレラに見立て、トマト、バジル、オリーブオイルを使った「カプレーゼ風」と、ネットで人気の高かった「黒胡椒とオリーブオイル」の2つを作ってみました。
【豆腐に塩をふった味がする】
はたしてモッツァレラのお味は……もぐもぐ……あ、これ、あれだ。塩をふった豆腐にオリーブオイルかけた味がするわ。たしかに食感はチーズっぽいけれど、味がモッツァレラだと想像していただけに思いっきり豆腐の味に動揺してしまいました。
【やっぱり一晩必要だったの???】
もったりぷるるんなチーズにならなかった原因を考えてみたところ、2つ思いあたりました。ひとつめは使用したキッチンタオルが薄くて吸水力がイマイチだった、そしてもうひとつはやっぱり一晩必要だったということ。
きっとうまくいけば、もったりぷるるんなチーズのようなおいしさになるに違いない!! ということで今度は木綿豆腐を一晩塩漬けすることに。
【リベンジ戦:硬い豆腐に塩をふった味がする】
今度は、水切りヨーグルトのようにコーヒーフィルターで水を切って一晩おいてみました。前回よりも厚揚げくらいの硬さの豆腐ができあがりました。
しかし、味はやっぱり硬い豆腐に塩をふった味としか言いようがない微妙な感じに。しかも、きばって塩をすりつけたせいか、かなりしょっぱい塩漬け豆腐になってしまいました。昨日の方がまだおいしかったな。
【まとめ:豆腐はチーズにならない】
このご時世、水がワインになることはないように、豆腐もいくら塩漬けにしても、多少チーズっぽい食感になりますがチーズそのものにはならないことが判明しました。そりゃそうだよね!
どうしてもカロリー控えめ、かつ安上がりにチーズ感を楽しみたいのであれば、ヨーグルトを水切りした方が断然チーズに近づきます。まぁ乳製品と大豆食品だから、結果は最初から明白だったのかも。
【冷奴に飽きてきた方にはいいかも?】
しかし、「この夏、豆腐は醤油とかつお節をのせた冷奴で食べまくったから、そろそろ別の味に出会いたい」と思っている方だったら、塩、オリーブオイル、黒胡椒などはとっても新鮮に感じるかもしれません。
挑戦する際は、キッチンタオルはきちんと厚めのものを使い豆腐1丁に対して、塩は小さじ1/2程度にとどめておくことをおすすめします!
参考:NAVERまとめ
調理・撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch
▼作り方は簡単! 塩と豆腐を用意します
▼豆腐に塩をすりつけて
▼キッチンペーパーでくるみ、元の容器に入れて、冷蔵庫で一晩おきます
▼4時間おくとこんな感じに! なんだかおいしそう!
▼このくらい水分でました
▼トマトとバジルで
▼カプレーゼ風にしちゃうぞ
▼黒胡椒とオリーブオイルも美味しいんだそう!
▼両方とも豆腐に塩を振った味でした(涙)これはチーズとは違う!
▼やり方を変えてもう1度
▼塩をふりすぎてしょっぱく、さらにまずい! 豆腐の良さが消えてしまうという結果に……
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