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先ごろ、非常に強い台風15号が九州地方に上陸して、各地に大きな被害をもたらしました。数日前から気象予報などで台風の接近を知らされていても、被害を防ぐのって簡単にできることではありません。日ごろから、自然災害に対する備えってやっぱり大事です!

特に、都会に住んでいる人は注意が必要かも……日本気象協会の天気予報専門サイト「tenki.jp」によると、東京や大阪などの都会は「災害に弱い街」とのこと。それを意識した防災対策が重要だといいます。

そこで、都会に住んでいるからこそ確認しておきたい7つのことをご紹介します。いざというときのために、「心の備え」だけでもしっかりしておかねば!

【避難所に行かないほうがいいこともある?】

その1:遠くの避難所まで行くなら……
都会では、遠くの避難所へ避難するより、隣近所の2階建以上の頑丈な建物に避難させてもらう方が安全な場合もあるそうです。周囲の状況などを見て判断しましょう!

その2:火のもとを確認する
避難をするときは、ガスの元栓を閉めて電気のブレーカーを落とし、戸締りを確認!

その3:避難するときは軽装で
避難をするときの持ち物は最小限で! 両手を自由に使えるようにしておくことが大切。

その4:自宅だけでなく職場にも備えを
都会では通勤距離が長い人も多く、災害時にすぐ自宅まで帰ることが困難な場合があります。自宅だけでなく職場にも災害時の備えをしておけば安心!

その5:職場に歩きやすい靴を置いておく
災害時、公共交通機関がマヒしてしまった場合、家まで徒歩で帰ることになるかもしれません。仕事用のハイヒールや革靴で長時間歩くのはキツイので、スニーカーなどを仕事場に用意しておきましょう!

その6:無理に帰宅しないで待機する
東京の都心部には、耐震性のあるビルや火災の延焼危険が少ない地区も多数。そのようなエリアにいる場合、被災後すぐに自宅に帰ろうとせずに待機した方が安全です。

その7:安否確認のルールを決めておく
被災後、家族の安否が気になるけれど携帯電話が通じない……なんて状況を想定して、家族間で「安否確認のルール」を決めておきましょう。伝言ダイヤル171の練習をしておくのもひとつです。

参照元:tenki.jp 12
画像:ぱくたそ
執筆:夢野うさぎ(c)Pouch