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あのBGMを耳にすると、体が勝手にゾクゾクしちゃう。幅広い世代に今なお人気のオムニバステレビドラマ、『世にも奇妙な物語』も、今年でめでたく25周年!

これを記念し公式サイトにて行われていたのが、「一番好きな奇妙作品大募集」なる企画。

選ばれた作品の中から人気の5作品をリメイク放送するということもあり、同作ファンがこぞって投票。そうして集まった総投票数は92,761件(!)、トップ30作品が出そろったようなので、さっそくご紹介したいと思いますっ。

【人気作品トップ10はコチラ!】

1位 「イマキヨさん」
2位 「ニートな彼とキュートな彼女」
3位 「空想少女」
4位 「昨日公園」
5位 「才能玉」
6位 「はじめの一歩」
7位 「ズンドコベロンチョ」
8位 「懲役30日」
9位 「BLACK ROOM」
10位 「美女缶」

【リメイク放送されるのは……】

いやあああ、懐かしいいいい! 公式サイトによれば、リメイク放送が決定したのは「イマキヨさん」「昨日公園」「ズンドコベロンチョ」の3作品。

残り2作品は、26位を獲得した「思い出を売る男」、そして27位の「ハイ・ヌーン」とのことです。

【記者的イチ推しは「ズンドコベロンチョ」】

今回選ばれた5作品は、投票でランキング上位に入った中から、番組ディレクターたちが思い入れの強い作品を選んだものだそう。この5作品の中だったら、記者(私)個人的には断然、「ズンドコベロンチョ」が好きですねぇ。

内容について詳しく話したいところだけれど、11月21日(土)・28日(土)に放送されるフジテレビ系土曜プレミアム『世にも奇妙な物語 25周年記念! 秋の2週連続SP~傑作復活編・映画監督編』まで、楽しみは取っておくことにいたしましょう。

「どうしても当日まで待てない」というあなたは、同サイトにちょこっとあらすじが記載されているのでご覧になってみてね!

【今回リメイクを逃した超名作をご紹介 *ネタばれ注意*】

さて、このたび上位にランクインしたものの、残念ながらリメイクが果たされなかった名作がございます。それは8位に輝いた、三上博史さん主演の「懲役30日」です。

【懲役 “30日” って……!?】

1998年9月25日に放送された同作品、三上さんが演じる主人公の男は、7人もの人を殺めた殺人鬼。これほど重い罪を犯したにもかかわらず、出た判決はなんと、懲役 “30日”

【「30日の辛抱だ」】

予想外の判決に笑いがこらえきれない男、最初になぜか注射によって謎の薬を投与されるのですが、なにせ30日の辛抱なのですから、こんなこと、なんでもありません。

服役中は「炎天下の屋上で、焼けた鉄板の上に1日中立たされる」など、看守から酷い嫌がらせを受け続けますが、「30日の辛抱だ」とただひたすら耐える毎日。そしてとうとうやってきた、30日目。男が連れてこられたのは、電気椅子が設置された小部屋でした。

【驚愕の結末に鳥肌が止まらない】

「懲役30日は死刑のことなんだよ」と囁かれ、突如命の危機に立たされた男。死刑執行のレバーが下された次の瞬間、男はベッドの上で目を覚まします。

実は最初に注射された薬は、5分が30日に感じられる薬。つまり、男にはまだ29日と23時間55分の懲役が残されているのです。

懲役30日、それが意味する時間は懲役720年。この恐ろしい結末に、背筋がゾクゾクしたことを未だ覚えています……。

参照元:世にも奇妙な物語とれたてフジテレビ
執筆=田端あんじ (c)Pouch