冬の美味しいものといえば……カニ! お正月には必ずカニを食べる、という方も、おそらく少なくないのではないでしょうか。
ところでみなさん、美味しくいただいたカニの殻、まさか捨てたりしていませんよね? ここを捨てちゃあダメですよ。なんてったって、旨味成分がたーっぷり、詰まっているのですから……!
【カニの殻が味の決め手☆な2品をご紹介】
「殻を捨てないで、なんて言われても! じゃあどうやって活かしたらいいの?」と思ったみなさん、ご安心ください。
本日ご紹介するのは、動画サイトYouTubeに投稿されていた、カニの殻がイイ仕事をしてくれるレシピ。これらを参考にして、美味しいカニを、殻までぜーんぶ、フル活用しちゃいましょっ。
【その1:カニクリームコロッケ】
まずは1品め、「カニクリームコロッケ」からスタート。
ホワイトソースを作り、玉ねぎを炒め、カニの殻から身を外してほぐしたら、ここからが殻の出番。油をひいたフライパンに殻を投入、1分ほど炒めたら白ワインを入れて、そのまま20秒ほどしたら火を止めましょう。
このとき白ワインにしみ出した出汁を使うのが、このカニクリームコロッケの美味しさのポイント!
【ほかの料理にも応用できそう!】
この方法で作る出汁を使えば、カニのパスタなど、ほかの料理にも応用できそうです。そのほか詳しい作り方は、ユーザー「runnyrunny999」さんによる動画をご覧になってみてくださいね。
【その2:シンガポール・チリ・クラブ】
続く2品めは、ワイルドにカニを殻ごと使った、「シンガポール・チリ・クラブ」。スパイシーな料理がお好きな方は、ぜひともチャレンジを。
【カニはお好きなものを選んでね】
「Food Wishes」による動画によれば、使用されているカニは、アメリカイチョウガニ。日本近海で獲れることはないカニで、ワタリガニの一種。ズワイガニよりも、あっさりとした味わいなのだそうです。そんなわけなので、チョイスするカニは、お好みのものを!
【エスニックな調味料が大活躍】
鍋に植物油を入れ、みじん切りにした玉ねぎ・ニンニク・ショウガ・青トウガラシを投入。しばらく炒めたら火を止めて、別のボウルにソースを作りましょう。
ケチャップに醤油、オイスターソース・タマリンドペースト・サンバルチリソースなどを入れたら、さらにそこへ、卵とチキンブイヨンスープを加え、混ぜておいてください。
【味をよく絡ませて】
先ほどの鍋に、ボイルし殻ごと切り分けておいたカニをIN。フタをしてよく揺すり、よく絡ませましょう。その後、作っておいたソースを加えて、最後に刻んだチャイブを混ぜ込んだら、できあがり! 仕上げにパクチーを飾ればさらに、本格的になるわよ。
カニの殻で旨味が倍増しているこのメニューの詳細も、参照元のYouTubeでチェックを。カニが手に入った際にはぜひとも、トライしてみてね!
参照元:YouTube(runnyrunny999)、YouTube(Food Wishes)
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼カニクリームコロッケ
▼シンガポール・チリ・クラブ
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