日常空間にたたずむ少女と巨大な犬。現実世界ではありえない光景なのに、やけにリアルで現実的。しかしマジカルで不思議な雰囲気が漂う独特な世界観。
本日ご紹介したいのは、韓国のアーティストJeong Woo jaeさんの作品です。
【水族館の少女と巨大な犬】
ある1枚では、水族館のトンネル型水槽の中にいる魚を鑑賞している少女のとなりに寄り添うように、巨大な犬の姿が。
この巨大な犬は小型犬のミニチュア・ピンシャーをモデルにしていて、絵によっては少女は同一人物ではないのですが、どの絵でも巨大な犬は少女のそばに寄り添い、暖かい目で見守っています。
どの絵を見ても、少女と犬の間にある「絆」を感じることができます。
【作品の風景はソウル周辺】
Jeongさんのブログによると、作品の風景は、韓国のソウル周辺の写真をもとに描いているんだそうです。なかには日本にもこういうところあるよなぁと感じるような、日本人にも馴染み深い風景もありました。
【少女たちには見えていない?】
一方、少女たちは犬の方を向いていないことがほとんど。ここからは記者(私)による勝手な解釈なんですが、もしかしてこの犬は「少女たちには見えていない設定」なのでしょうか。
見えていないけど、なにか感じるものがある。そういうときは、もしかしてこんな感じで「まもってくれているなにか」が近くにいるときなのかな?
【動物好きなら癒されちゃうよ】
現実では絶対にありえない光景だけど、犬や猫との絆や愛情を知っている人なら、暖かい気持ちになれると思います。ぜひJeongさんの描く不思議な世界観に浸ってみて。
参照元:Jeong Woo jae painting
Images:Jeong Woo jae, used with permission
執筆=黒猫葵 (c)Pouch
▼Jeong Woo jaeさんの作品
コメントをどうぞ