ヒヨコや卵のデザインを施したイースタードーナツに、エッグカップに入ったサーティーワンのアイスクリーム、はたまた東京ディズニーランドのイースターイベントなど、この時期よく耳にする「イースター」というキーワード。
「イースターとはなんぞや?」と思いながらもスイーツを口にしたり、イベントに出かけたりしている人も少なからずいらっしゃるかもしれませんね。
もともとはキリスト教のイベントだけれど、お祭り好きな私たちもイースターをとことん楽しみたいッ! というわけで、今回はイースターの楽しみ方を詳しくお伝えしちゃいます。
【そもそもイースターって何?】
大人女子のたしなみ……という意味も込めて、まずはイースターについて解説するよ! 「復活祭」と訳されるイースターは、イエス・キリストの復活を祝福するもので、キリスト教圏ではクリスマスに次ぐ大切な行事とされています。
春分の日の直後にくる満月から数えて最初の日曜日をイースター・サンデーと定めているため、イースターはその年によって変動。ちなみに今年は3月27日です。
イギリスやフランス、オーストラリアなどのキリスト教圏では、イースター・サンデーを挟む週末の金曜と月曜を祝日に定めている国も。というわけで、イースターの連休を楽しみにしている人も多いのです!
【イースターはどう楽しむもの?】
子どもたちが楽しみにしているのは、ゆで卵に色付けやデザインを施す「エッグペイント」や「エッグハント(卵狩り)」! エッグハントに使われる卵は、卵の形をしたチョコレートの場合もあります。
大人たちはイースター・サンデーに教会へミサに出かけるほか、イースター仕様のチョコレートやスイーツを交換をしたり、ご馳走を用意して家族でお祝いするのが一般的な楽しみ方。
【なぜ卵やウサギなのか?】
イースター仕様のスイーツには、卵やヒヨコ、ウサギの形をしたものが多いですよね。これにもきちんとした理由があるようです。
卵は「新しい命のシンボル」という古くからの意味合いが、イースター・バニーと呼ばれるウサギには「卵やキャンディー、プレゼントを子どものいる家庭に届けてくれる」という言い伝えがあるとされています。イースターのウサギは、クリスマスのサンタクロースのような存在なのだそうですよ。
【毎年繰り広げられる「イースター商戦」】
キリスト教圏では毎年イースターの時期になると、スーパーやベーカリー、チョコレート専門店で激しいイースター商戦が繰り広げられます。そのイメージは、さながら日本のバレンタイン商戦といったところ。
例えば記者(私)の暮らしているフランスでは、チョコレートを贈ったり、自宅用に購入したりする習慣があるため、この時期にスーパーやデパートを訪れると、卵やウサギの形をしたチョコがずらり。
今年のラインナップでツボにハマったのは、ウサギのコスプレをしたM&M’Sのキャラクターのチョコ。ぜんぜんカワイくないんですけど……!
ちょっぴりいたずらっ子のような表情のチョコウサギも目立ちます。
【大人カワイイヨーロッパのイースターチョコ】
最後に、フランスの大手デパート「ギャラリー・ラファイエット」で見つけた、大人カワイイチョコをご紹介しちゃいます☆
デザイン性の高い板チョコを作るフランスのメーカー「Comptoir du Cacao」。カカオ分72%のビターチョコに、ウサギをかたどったウエハースとカラフルなマーブルチョコををちりばめたイースター仕様の板チョコは、ハイセンスな一品です。
紙製の卵パックをイメージした小さな入れ物に、プラリネ入りの卵型のチョコが6つ入ったベルギーメーカー「Café Tasse」のチョコも素敵ッ! 小ぶりながら専門店のチョコを思わせる、ちょっぴりハイソなお味です。
手のひらサイズのミニ卵パックがたまらなくカワイイ!! チョコを食べ終えた後は、アクセサリーケースとしても使えそう。
イースターの時期には、ご紹介したような限定チョコもたくさん登場するので、この時期にキリスト教圏へ訪れる予定のある人は要チェックです。今年はエッグペイントやエッグハントを計画して、大人女子のみんなもイースターを楽しんじゃおう!
参照元:about religion、Cadbury、MaxiCoffee.Com
取材・撮影・執筆=sweetsholic (c)Pouch
コメントをどうぞ