チアリーディング、あるいはチアダンス。この言葉からあなたは、どういったダンスを想像するでしょうか。
おそらく多くの人が、ポンポンを持った両手を笑顔で振り上げる女の子たち、そしてアクロバティックなパフォーマンスを、頭に思い浮かべたのでは?
しかし福井県立福井商業高等学校チアリーダー部「JETS(ジェッツ)」の演技を1度観たら、そういったステレオタイプなイメージが、ガラガラと音を立てて崩れるはず!
【来年映画化されます】
今年3月、米フロリダ州オーランドで行われたチアダンスの全米選手権において、「JETS」はインターナショナル・チームパフォーマンス部門で見事、4連覇を達成したそう。
また、2017年に公開される広瀬すずさん主演映画『チア☆ダン』では、「JETS」が映画化。2009年の全米チアダンス選手権大会で優勝するまでのことが描かれているんですって。
【私がイメージしてたチアダンスと違う!】
YouTubeで「JETS」の演技を見てみると、シンクロ率、ほぼ100%。
ポンポンダンス、ジャズ、ヒップホップ、そしてラインダンスで構成されているというパフォーマンスの時間は、およそ2分半。決められた枠の中で華麗な演技をみせる彼女たち、力強くも繊細で緻密な演技から、1秒たりとも目が離せない……!
【チアダンスの本場で何度も頂点に】
朝日新聞社の報道によれば、全米選手権はチアダンスの本場・アメリカで最高峰の大会とのこと。また福井新聞ONLINEによると、「JETS」はこの大会でこれまで6回も(!)優勝を果たしているのだそう。
【創設3年目で全米を制覇】
これだけ実績があるのだから、さぞや歴史が長いに違いない。きっと誰もがそう思うことでしょうが、部が発足したのは2006年のこと。
つまり、まだわずか10年ほどしか活動していないということでして、初優勝を決めた2009年にいたっては、たった3年目の出来事なのです。
それを知った瞬間に私(記者)、腰を抜かしそうになっちゃいました。すごい、すごすぎる。そりゃ映画になるはずだわ〜!
【チアダンスブームが起きちゃうかも!?】
あたかもミュージカルの舞台を観ているかのような気持ちにさせられる、全米をうならせた「JETS」のパフォーマンス。映画化も手伝って、「私もチアをやってみたい!」と思う女子が続出しそうな予感がします。
チアダンスは競技であるとともに、優れたエンターテインメントでもある。そのことを深く強く実感させられる圧巻の演技を、それではさっそくご覧になってみて。
参照元:YouTube [1] [2]、朝日新聞社、福井新聞ONLINE [1] [2]、福井県立福井商業高等学校、映画「チア☆ダン」公式サイト
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼SUGEEE!!
https://www.youtube.com/watch?v=lWK9Lt44Yq4
▼2015年全米選手権の様子
コメントをどうぞ