自分自身が持っているアレルギーを完全に把握している人は、きっと少ないことでしょう。それは日本人だけでなく、外国の方だって同じこと。先日7月7日(木)、東京・浅草にある「Lion Building Studio」にて、日本を代表する立ち食いそばチェーン店「名代富士そば」が興味深い試みを行った模様です。
なんでも、そばアレルギーの認知拡大を図るべく、外国人観光客に向けて「そばアレルギータトゥーチェッカー体験イベント」を実施したんですって!
【アレルギー反応で赤くなる→絵が完成!】
そばアレルギータトゥーチェッカーは、名前そのまま、タトゥーのようなビジュアルが大きな特徴。
やり方はとっても簡単で、浮世絵および和柄を意識したステッカーを皮ふの上から貼るだけ。そばのアレルゲンにアレルギー反応を起こすと、赤くなった皮膚がステッカーの絵の一部から浮き出てくるように見えるという仕組みです。
すなわち、肌が赤くなって絵が完成すると、そばアレルギーがあるということになるみたい。
【たくさんの外国人観光客が参加】
日本古来の食文化「そば」を外国人観光客に広める活動の一環として、彼らにとって認知度の低い「そばアレルギー」について知ってもらいたい。このような思いのもとに実施されたイベントには、浅草観光でやってきていた多くの訪日外国人のみなさんが参加したとのこと。
来場した方からは「おもしろい!」「楽しい!」「そばアレルギーがあるのを知らなかったので、それを知ることで、日本への旅行をより楽しめるようになった」といった声を聞くことができたのだそうよ。
【アレルギー反応が出ても、明るく受けとめられる】
アレルギー診断というものは本来、ネガティブなイメージを伴うもの。
ですが、このタトゥーチェッカーは、たとえアレルギーがあったとしても「絵が完成した」というプラスな要素があるため、さほど落ち込まずに明るく受けとめることができる、というのも特筆すべきポイント。
もしかしたら「いい思い出になった!」とすら思えてしまいそうになるほど、デザイン面において優れています。
【試してみたくなるビジュアルですね】
なお「名代富士そば」は、今後も継続してこのようなイベントを開催、認知拡大を図っていくと発表。
日本人であってもトライしてみたくなる、そばアレルギータトゥーチェッカー。自分の体のことをよく知っておくためにも、遭遇した際にはぜひ、お試しあれ!
参照元:名代富士そばプレスリリース
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼デザインって大事!
▼イベント告知のポスターも、超クールです☆
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