昔から、その土地で愛されている郷土料理というのは奥深いものです。旅行なんかをしていると「これ何!?」とびっくりしちゃうような食べ物に出会ったりして……おもしろいなぁ。
先日、富山県富山市内のスーパーをうろついていたところ、ものすごくシンプルなんだけど、ものすごくインパクトのある食べ物を発見しました。それは、「押寿司」。
えええええ、これが「押寿司」!?
【これって「押寿司」なの!?】
富山県の押し寿司といえば、ます寿司を思い浮かべますが、記者(夢野うさぎ)が富山市内のスーパーで発見した「押寿司」は、それとはぜんぜん違う!
酢飯の上に、のりが敷いてあってほぐしたサバがサンドされているのです。しかも、のりのカタチが正方形! ちなみに、価格は2個入りで270円(税込)でした。
【富山県魚津市で作られている!】
最初、失礼ながら、つぶれたおにぎりか、それとも “おかずなし” の「のり弁」か……と、どういった食べ物なのか把握できませんでした。
だって、生まれて初めて目にした食べ物だったんだもん!
貼られているラベルを見ると「押寿司」と書かれています。どうやら、富山県魚津市の「志むら乃寿司」が販売しているもののようです。
【シンプルだけどインパクト大!】
食べてみると……見た目と同じく、ものすごくシンプルなんだけど、ものすごくインパクトがある!
「のり、酢飯、ときどきサバ」のシンプルさながら、酢飯の甘さと酸っぱさが強く、素朴なんだけど忘れらないお味。これが、富山県民のローカルフードなのか!?
北日本新聞によると「志むら乃寿司」は、富山県東部では「押寿司」で知られたお店なのだとか。県東部の40カ所近いスーパーなどで販売されているらしいです。
う~ん、世の中にはいろんな食べ物があるなぁ! 運よく発見できたら、富山県民に親しまれているもうひとつの押し寿司を食べてみるといいかもです。
参照元:北日本新聞
執筆=夢野うさぎ (c)Pouch
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